2016年度りんどう祭報告「子どもたちと手作りハンドバッグをつくりました」

10月15日(土)・16日(日)に行われた学園祭(りんどう祭)では、保育科の1年生たちが企画して「つくってあそぼう」が開催され、今年は手作りハンドバッグをつくりました。2日間合わせて、約180名の方が参加され、中には、2日連続で参加するご家族もあり、子どもたちが自分でつくったバッグに満足している様子を、保護者の方も喜んでいました。
ハンドバッグの材料は、合皮と毛糸です。学園祭前日に担当の学生たちは下準備として、合皮に穴を空けておきます。当日、子どもたちが穴に毛糸を通して、縫う作業を行い完成です。12色の毛糸の色を用意したことによって、同じ製作工程でも、子どもたち一人一人のこだわりや個性によって、一つとして同じバッグはありません。世界でたった一つのバッグになります。
保育科の1年生たちにとって、「つくって遊ぼう」という企画は、様々な年齢の子どもたちに対して、ハンドバッグの作り方をどのように教え、援助していけばよいのかを試行錯誤する時間となります。穴を通す作業や、蝶々結びなど、できるだけ子どもたち自身で行えるように声掛けの仕方も工夫しました。一人一人の子どもに合った援助の仕方を実践的に学ぶ絶好の機会となり、学生たちの引き出しがまた一つ増えました。

  • 穴に糸を通して、持ち手をしっかりとつけていきます。
    穴に糸を通して、持ち手をしっかりとつけていきます。
  • 蝶々結びにも挑戦しています。
    蝶々結びにも挑戦しています。

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