1年生の教育実習が終了しました
2016/07/28
入学して間もなく始まった1年生の教育実習も、最終グループの実習が終了し、全員が無事に実習を終えることができました(5月16日から7月8日までの8週間、1グループ1週間ずつ実習を行いました)。
幼稚園教諭の免許状を取得するためには、最低4週間の教育実習に取り組まなければなりません。駒沢女子短期大学・保育科では、1年次に1週間、2年次に3週間と、2回に分けて実施しています。1年生の教育実習では、①保育者の仕事を知ること、②幼稚園の生活を日誌に記録すること、③子ども理解を深めることを目標にしています。幼稚園に通う子どもたちや先生方の様子を間近に見て、「せんせい」と呼ばれる仕事のイメージや責任感、やりがいや子どもたちとかかわる楽しさをたくさん感じてほしいというねらいがあります。
実習から戻ってきた学生からは、「初日は緊張したけれど、子どもたちの元気な笑顔や先生方のアドバイスをたくさんいただき、とても楽しく実習に取り組むことができました」や「先生方の言葉には、子どもが進んで動くような想いが込められていることに気がつきました」など、充実した実習から多くの学びが得られた話を聞くことができました。一方で、「朝早くの出勤(7時半から8時までに出勤する園が多い)や保育準備、夜遅くまでかかる日誌作成など、想像していたよりも体力が必要だと思いました」と、保育者の仕事の大変さがわかったと報告する学生もいました。
保育者の仕事は、単に、子どもの世話や一緒に遊ぶことではありません。子どもたち一人ひとりの成長を願い、それを支える仕事です。そのためには、多くの専門知識に加え、「子どもを育てたい」「子どもに素敵な人になってほしい」という想いをもつことが大切になります。今回の実習で得られた学びや課題を次の実習(保育実習)へと繋げることはもちろん、この仕事の使命を胸に、子どもを育てる「保育者」へと近づいてほしいと思います。
実習の様子
自由遊びの時間に子どもとブロック遊びをしている
実習生がフラフープを持ち、子どもがワニになってくぐる
子どもに弁当給食を渡す
みんなでいっしょに「いただきます!」
教育実習(1年)実習園一覧
稲城市 | 駒沢女子短期大学付属こまざわ幼稚園 |
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はなぶさ幼稚園 | |
矢の口幼稚園 | |
梨花幼稚園 | |
多摩市 | 多摩みゆき幼稚園 |