2013年度春季インターンシップ ~実務を通じた進路選択へのアプローチ~ 「ホテル業実務」 「旅行業実務」 「ホスピタリティ実務」
2014/05/12
本年度は就職活動が4月スタートと言うこともあり、3年生も含む15名が参加しました。内訳は「ホテル業実務」に3名、「ホスピタリティ実務」に6名、そして「旅行業実務」に6名であり、ホテル実習では、京王プラザホテル、横浜ベイホテル東急などの大手ホテルにご協力いただき、ホスピタリティ企業としては富士屋ホテルやブライダルプロデュースにお世話になり、また旅行業では近畿日本ツーリスト、小田急トラベルで実施したほか、昨年同様、JTBコーポレートセールスのご協力で「海外インターンシップ」をハワイで実施しました。(ハワイのインターンシップについては、別途報告します。)
横浜ベイホテル東急の客室で
京王プラザホテル多摩の客室で
国内での実習は2月初旬から3月下旬にかけて10ヶ所の実習先で実施しました。また実習経験者から事前に様子を聞く機会を作ったこともあって、挨拶を兼ねた巡回訪問に訪ねたときも、思ったよりも余裕が感じられました。 実習先の業種や職種により実習期間や時期の違いが生じましたが、仕事の厳しさや人間関係の大切さを身をもって知ることができ、社会人として巣立つための貴重な体験となりました。それぞれが自分に対し自信を持つことにつながったようです、
ブライダルプロデュースの控室で
那須アイランドリゾートで巡回の教員と
インターコンチネンタル東京ベイの事務所で
近畿日本ツーリストが他校の実習生と本学を訪問
箱根冨士屋ホテルの玄関で卒業生の先輩と
小田急トラベルの営業所で
実習生の声
- 今回は就職活動中の実習でしたが、初めての旅行プラン作りなど、自らが積極的に働きかけることによって、幅広い教養を身につけることが出来ました。これからは今回の経験をもとに、より一層自分を磨くことで就職活動に活かしていきたいです。実習させて頂くことができて良かったと心から感じています。(Aさん(立川市内の旅行会社で営業の実習))
- ホテルの仕事と言えば、ベルやフロント係といったイメージが強いですが、ホテルの一番の醍醐味は客室です。その客室に泊まるお客様をもてなすのは「ハウスキーピング」と言うところ。「ハウスキーピング」の仕事は奥が深く、ベッドメイクだけでなく多くの仕事を実際に経験させていただきました。大好きな横浜の景色と共に、お世話になった皆様に感謝しています。自分の可能性を見いだせた貴重な時間でした。(Bさん(横浜市内のホテルで客室係の実習))
- 私の実習した婚礼部門は主に結婚式の契約を取り、プランナーに引き渡すことである。土・日曜はサロンというお客様が面会に来られるところで、直接お客様と接するお手伝いをした。契約の成約に至ったときには全員で喜びを分かち合えた。普段、アルバイトで接客には自信があったが、周りの社員の方や雰囲気に圧倒され、自分の無力さを知った。この経験を糧に、これからの就職活動などに活かせるよう頑張っていきたい。(Cさん(東京都内のホテルのブライダル部門での実習))
実習先担当者の評価
- 社交性、適応力に優れ、特にサービス業に関しては申し分のない人材であり、将来社会に出た時の適応性は非常に高く評価できます。一つあげるとすれば、物事を実直に行うため、若干の要領の良さと、一歩先を読む応用力を身に付ければ言うことはないと思われます。(E氏(東京都内の実習ホテル担当者))
- 主に2週間ベッドメイクを行っていただきました。はじめは大変そうでしたが、次第にベッドメイクの奥深さに興味を持ったようで、自分で考えながら早く綺麗にできるやり方を実践していたようです。勤務態度も「疲れた?」と聞いても、必ず「疲れていません、大丈夫です!!」といつも元気に返事をされていたのが印象的で、前向きに実習されていたと思います。(F氏(横浜市内の実習ホテル担当者))
- 3年生と言うことで、すでに就活が始まっていることもあるのでしょうが、他の学生と比べても大変熱心で、業界への強い関心が感じられました。話の聞き方やビジネスマナーについても身に付いていて好感が持てました。英語やガールスカウト活動など自分の強みを理解していて、会社として入社してほしい人材だと感じました。(G氏(立川市内の旅行会社担当者))