第5回オープンキャンパス 8月1日(土) 体験授業

“栄養アセスメント”からわかること(応用栄養学)

“栄養アセスメント”という言葉をご存知ですか?簡単にいうと、身体計測をしたり、食事内容や生活状況を伺ったり、血液検査の値を確認したりして、現在の栄養状態を的確に判断し、その原因を探っていくことを“栄養アセスメント”といいます。管理栄養士の仕事は多岐にわたりますが、その中でも重要な仕事のうちのひとつです。

管理栄養士の仕事として多くの方が一番初めに思い浮かべるのは、“栄養バランスのとれた食事を作って提供する”ということかも知れません。ですが、実際には“誰に”提供するのか、すなわち“現在、どのような状況にある対象者”に提供するのかによって、適切な食事内容というのは違ってきます。対象者の方が健康であれば、それを維持するための食事となりますし、何か病気にかかっていればその治療のための食事、病気にはかかっていないけれど何か体調不良がある場合にはそれを改善するための食事…というように、一人ひとりに必要な食事というのは、その方の現在の栄養状態をもとに、提供する方法や内容、種類を決めていかなければならないのです。

栄養アセスメントの方法には様々な手法があり、対象者の年齢や疾患の有無などによって、どの様な方法を用いるのかも違いますし、その結果の判断基準も異なります。今回の体験授業では、その中でも最も基本的な方法である“身体計測” についてのお話をしました。身長や体重、皮下脂肪厚、体脂肪率、筋肉量を計測してわかることは何か?その身体計測の意味について一部をご紹介し、管理栄養士の仕事についてより理解を深めていただければと思います。

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