「基礎ゼミⅠ」の授業紹介 病院で働く管理栄養士の業務について(卒業生講演)

「基礎ゼミⅠ」は、1年前期の必修科目です。この科目の主な目的は、大学で学ぶための基礎的手技を修得することですが、それだけではありません。これから種々の専門科目を学び、管理栄養士国家試験に合格し、将来は管理栄養士として活躍できるよう、管理栄養士の業務を理解して各自の目標を定めていくことも、この授業の目的の一つです。

第14回の授業(7/20)では、健康栄養学科の卒業生である第5期生の加藤旬さん(医療法人 三慶会 指扇病院)に、「病院で働く管理栄養士の業務内容を知る」というテーマで講演をしていただきました。講演では、病院の概要、病院食の特徴、業務内容、栄養管理などについてお話しいただきました。また、その他にも加藤さんが、学生のときに学んだことで仕事に役立ったことや国家試験の勉強について、プライベートのことなど学生時代のエピソードについてもお話ししていただけました。お話の後には、質問の時間を設けましたが、「リハビリテーション栄養と一般的な栄養の違い」、「意思疎通が十分にできない患者さんへの対応」、「他職種連携について」など学生から多くの質問があり、加藤さんにはとてもご丁寧にお答えいただきました。

病院の業務などについては、主に臨床栄養学という授業で習いますが、この授業は2年生から始まります。そのため、今回の講演では臨床栄養学ではどんなことを学ぶのか、また現場ならではのこともお聴きでき、今後の学びにも生かせる内容でしたので、1年生にとっては大変貴重な体験になったものと思います。

忙しい業務の合間をぬってご講演いただいました加藤さんに大変感謝いたします。

学生の感想

  • ご講演の様子
    ご講演の様子
  • 在学生からの質問の様子
    在学生からの質問の様子
  • 在学生からの質問の様子
    在学生からの質問の様子

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