学年を越えた新たなつながりができました ~第6回 卒業生・在学生交流会報告~

2023年3月6日(月)、本学にて「健康栄養学科 第6回 卒業生・在学生交流会」が開催されました。この交流会は、2016年に始まり、年1回開催しています。開始当初は、参加者の卒業年度や職域(医療、福祉、保育、一般企業など)が異なる中で、どのように共通の話題を見出し互いに交流することができるか戸惑うことも多くありました。また、2020年以降は新型コロナウィルス感染症の拡大により、対面での交流会開催が難しい状況となりました。

しかし、継続的に参加されている卒業生とオンライン会議を通して意見交換を続け、このような状況だからこそ、つながり続けることが重要であるとの意志を確認することができました。そして、2021年度のオンライン開催を経て、今回は対面とオンラインのハイブリット型で交流会を開催することができました。

まず、医療機関で管理栄養士として勤務をしてきた手塚さんより、自らが担当した症例の提示がありました。その後、卒業生と在学生、本学教員を交えての質疑応答や意見交換を行いました。症例の内容は、高度な医療知識と経験を要するものでしたが、在学生も“自分が担当の管理栄養士だったら何ができるのか”真剣に考える時間となりました。

その後は、在学生から卒業生へ管理栄養士としてのキャリア形成や仕事のやりがい、就職活動の進め方やポイントなどについて質問が出され、フリートークの時間となりました。卒業生のみなさんからは、それぞれの経験から感じた率直な意見が述べられていました。
そして、最後に教員から、がん医療や糖尿病などの専門管理栄養士へのキャリアアップに向けたトレーニングや学習方法について具体的なアドバイスがありました。

  • 手塚さんによる症例提示の様子
    手塚さんによる症例提示の様子
  • フリートークの様子
    フリートークの様子

約2時間の交流会でしたが時間があっという間に過ぎ去り、閉会後も在学生から卒業生へ学会の参加方法や卒業後の学びについて質問が続き、熱気冷めやらぬままのお別れとなりました。

駒沢女子大学の健康栄養学科では、在学中だけでなく卒業後もお互いに支え合い成長を続ける学生の思いを大切に、今後もさまざまなイベントを開催していきたいと思っています。
今回は、月曜日の開催ということで有給休暇を取得して参加された卒業生の方もいらっしゃいました。卒業後も、本学や後輩へあたたかい眼差しと関心を持ち続けてくれることに心から感謝いたします。ありがとうございました。

また、今回参加が難しかった卒業生のみなさんや在学生のみなさんも、次回はぜひ話しにいらしてください。お待ちしています。

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