令和3年度の卒業式・学位授与式が行われました。

令和4年3月15日(火)15:00より、駒沢女子大学人間健康学部の卒業式・学位授与式が挙行されました。当日は、朝方小雨が降りましたがすぐに天候が回復し、春本番を思わせる暖かい晴天に恵まれました。平成21年4月に設置された本学部としては、第10回の卒業式・学位授与式です。

例年は、大学・大学院の全卒業生が本学記念講堂に一堂に会して、大々的に式典を行うのですが、今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の防止に重点をおいた開催形式となりました。密を避けるために、卒業式を3部構成にして、10:00から短期大学、12:30から人間総合学群の一部と人文学部、15:00から人間総合学群の一部、看護学部、大学院と本学部の卒業式を行いました。昨年の卒業式では学部卒業生の代表者2名が記念講堂での式典に出席し、他の卒業生は記念講堂からのライブ配信を大教室で視聴する形式としました。今年は、感染症対策に配慮しながら卒業生全員が記念講堂での式典に参加することができました。

記念講堂での式典では、三帰礼文、学事報告に引き続き、安藤嘉則学長から卒業証書・学位記が卒業証書受領総代に授与されました。安藤学長からの式辞では、「全機現」という禅の言葉をいただき、「本日ただ今を精一杯生きて、持てる能力のすべてを発揮するように」との激励を受けました。また、行学ともに優れた卒業生に対する本山賞の授与が行われ、本山御垂示もいただきました。卒業式・学位授与式の様子は、「令和3年度卒業式・学位授与式が挙行されました。」をご覧ください。

記念講堂での式典終了後は16-208教室に移動して、人間健康学部健康栄養学科の卒業証書・学位記授与式が執り行われました。西山一朗学部長からの祝辞(写真・左)では、「卒業後も学び続け、節目の第10期の卒業生として本学部の歴史を築いてほしい」との話がありました。
例年は、井上浩一学科主任から、卒業生一人ひとりに対して卒業証書・学位記を授与するのですが、今年はそれも自重して代表者1名への授与(写真・右)としました。制約が多い中でも、きっと気持ちは通じたことと思います。その後、井上学科主任からの祝辞がありました。大学時代に共に学びあった仲間は一生の宝になるとの自らのご経験をもとに、「大学時代の友人との関係を長く大切にしてほしい」とのお話があり、これをもって卒業証書・学位記授与式は幕を閉じました。

マスク着用や検温、手指消毒はもちろんのこと、教室の収容定員の半分以下の人数で、換気をしながら細心の注意をはらって行った制約の多い卒業式でしたが、それでも卒業生の皆さんの元気で明るい笑顔がたくさん見られました。きっと思い出に残る良い卒業式になったことと思います。

卒業生の皆さん、健康栄養学科教員一同、皆さんのご卒業をお祝いするとともに、これからのご健康、ご活躍を心よりお祈りしています。卒業後も自ら学び続ける姿勢を忘れず、職場や社会で信頼され必要とされる人になっていただくことを願っています。

(安全で円滑な式典の運営のために多大なご尽力をいただきました職員の皆さまに、心より感謝申し上げます。)

健康栄養学科ニュース :新着投稿