マルハニチロ株式会社主催の「第6回レシピコンテスト」において、健康栄養学科3年の吉田美空さんのレシピが準グランプリに選ばれました。
2020/03/11
マルハニチロ(株)主催の「第6回レシピコンテスト」において、本学科3年の吉田美空さんが考案したレシピ「かぼちゃのモンブラン風」が、多数の応募作品の中から準グランプリに選出されました。
このコンテストでは、「いつまでも楽しく美味しく食べる」というテーマで、かむ力の弱くなった方が最後の一口まで美味しく食べられることや、再現しやすく誰が作っても簡単に作れることを要件として、レシピが募集されました。具体的には、美味しさ、再現性、簡便性、盛り付け、やわらかさ、栄養価の6つの評価項目で審査が行われました。
審査結果は、メディケア食品/マルハニチロ(株)の公式ホームページならびに、月刊雑誌「ヘルスケア・レストラン」2020年2月号で発表されました。
審査員の先生からは、次のような評価コメントをいただきました。
普通のケーキのような見た目とおいしさがあり、完成度が高いですね。軟らかさもちょうどよく、普通食から学会分類2013のコード3の人まで広く提供できるでしょう。具を入れた点も楽しくてよいアイデアです。
表彰式は、2020年3月5日(木)に大学館7階会議室で、健康栄養学科の教員全員の前で行われました。受賞した吉田さんには、マルハニチロ(株)の方から、賞状が授与されました。また、副賞として圧力鍋、三ヶ日みかんゼリーおよびマルハニチロメディケア食品のマスコットであるメディベアのぬいぐるみなどが送られました。
受賞式の様子(右が吉田さん)
賞状とともに(右が吉田さん)
吉田さんのコメント
- 今回のレシピコンテストで準グランプリを受賞することができ、大変うれしく思っています。このレシピを考案するにあたって工夫した点の一つは、「温野菜かぼちゃ」をベースにして、その周りをかぼちゃの皮をイメージした緑色にしたことです。この緑色を出すために、「温野菜こまつな」を使いました。これによって、カルシウムや鉄などのミネラルも強化できました。臨床栄養学を教わっている工藤先生からもアドバイスをいただいて、何度も試作を繰り返すことによって、納得できるレシピを完成することができました。
卒業後は、管理栄養士として病院や介護福祉施設で働くことを目指しています。今回、介護食のレシピを考案した経験を、将来は患者さまや入居者さまの健康で豊かな食生活に生かしたいと思います。