第5回オープンキャンパス報告

本年度第5回目のオープンキャンパスが7月24日(土)に開催されました。今回も観光文化学類の学生4名がスタッフとして参加しており、まず自己紹介を兼ねて、ゼミで何を研究しているかなどについて話してもらいました。続いて、観光文化学類の学びについて、学内で知識と教養を身につけるだけでなく、学外でのさまざまな実践プログラムも充実していることなどが、加藤学類長から紹介されました。

体験授業「『韓流』で紐解く異文化コミュニケーション」は、韓国出身の張景泰先生が担当です。異文化コミュニケーションでは、異なる文化をもつ人同士が、お互いの立場・文化を理解することが重要になります。文化に優れた文化、劣る文化があると、優劣を決め付けることは危険です。まずは自国文化を理解し、説明可能になることが大事であり、それと同時に他国の文化の理解力を深める努力が必要だという異文化コミュニケーションの基本が最初に解説されました。

授業前半では、日本における韓流ブームを1次ブームから4次ブームまで分けて分析しました。また韓国文化の一面を「ある韓流ドラマ」を例に挙げ、軍人がドラマによく出る理由、公的な場所において平気で電話に出る理由、韓国人の密接なスキンシップ、韓国人のダイレクトな言い方などが解説されました。

授業の後半では、「K-POP」がなぜ世界の若者に受けるのか、その仕掛けの種明かしがされました。大ヒットした「江南スタイル」という曲を例に取り上げ、まず中国・日本・韓国3か国を比較しながら曲のタイトルを分析し、さらに韓国語における相手の呼び方のバリエーションを日本と比較することで理解を深めました。
動画も効果的に使われ、韓流ドラマとK-POPを通じて、楽しみながら韓国文化に触れることのできる授業でした。

参加された方々からは、「観光の韓国語や韓国についてのお話が聞けてとても勉強になりました。観光の韓国語についてもっと詳しく知りたいです!」「とても分かりやすい内容で興味が出ました。実際に韓国に行っていろいろ体験したくなりました」「韓流の授業、とても楽しかったです。海外の文化についてもっと聞いてみたいと思いました。ありがとうございました!」「先生や先輩方の対応がとても丁寧で、大学への興味がさらに湧いた一日でした」「具体的に何を学び、どこに就職するのかを知ることができ、興味がさらに湧いてきました」といった感想が聞かれました。

次回8月7日(土)のオープンキャンパスでは、鮫島卓先生による体験授業「人々を魅了するディズニーリゾート3つの謎」を予定しています。ご参加をお待ちしています。

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