第8回オープンキャンパス報告

猛暑も一段落して、秋の気配を感じさせる風が吹き始めた8月18日に今年度第8回目のオープンキャンパスが開催されました。今回も大勢の参加者をお迎えして、観光文化学類の説明と体験授業を行ないました。

体験授業は「おもてなしの外国語~¡Bienvenidos a Japón!~」というタイトルで、スペイン語学を専門とする加藤ナツ子先生が担当しました。観光文化学類では専門科目として観光に特化した外国語科目を設けています。「観光の英語I」は2年次の必修科目で、英語以外にも「観光のフランス語」、「観光のドイツ語」、「観光のスペイン語」、「観光の中国語」、「観光の韓国語」を自由に選択することができます。

2020年の東京オリンピックを控え、海外からの観光客数は急増しており、今年は既に3,000万人を超えています。そこで歓迎の心をこめて、「日本へようこそ!」を、まず日本語で、次に英語で “Welcome to Japan!” 、さらにスペイン語で “¡Bienvenidos a Japón!”と言ってみました。

日本語でも英語でも、「ようこそ」”Welcome” は誰に対しても言えるのに対し、スペイン語では全ての人に対してBienvenidosとは言うことはできません。相手が1人か複数か、女性か男性かで、Bienvenido, Bienvenida, Bienvenidos, Bienvenidasを使い分けます。

このような例をとおしてスペイン語の特徴を紹介し、挨拶など簡単な表現を練習して、体験授業は終了となりました。高校生も保護者の方々も大きな声でスペイン語を発音してくださり、「観光のスペイン語」の楽しさを実感して頂けたようでした。

参加者からは「スペイン語に触れるのは初めてで、体験授業が始まる前は理解できるか、発音できるか不安でしたが、楽しく、わかりやすくスペイン語を学べたので良かったです。」「スペイン語の単語で日本語の発音と似ているものがあってびっくりしました。また文法がフランス語ととても似ていると思いました。」「分かりやすくておもしろかったです。声に出すことが多くて覚えやすかったし、楽しかったです!!母語人口ランキングを見てスペイン語を学びたいと思いました。」「初めてスペイン語を読みました。普段の会話で使えそうな単語を知ったので、友達に言ってみたいです。」「外国語を勉強して、色々な国の方と話してみたくなりました。」といった感想が聞かれました。

体験授業に積極的に参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。Muchas gracias.

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