「自己紹介」を学ぼう-観光文化ゼミ授業体験
2022/05/02
観光文化学類では、これから順次インタビュー形式で専任教員による担当科目の紹介をしていきます。次回オープンキャンパスでの体験授業の案内もありますので、ぜひご覧ください。第1回は本間准先生による観光文化ゼミです。
質問1:先生の自己紹介をお願いします。
着任2年目の本間と申します。
講義では「観光地理」「旅行法規」「旅行業務取扱管理者試験特講」などを担当しています。
大学では観光学を学び、国内の温泉地を調査していました。また昨年まで旅行業界で、旅行商品企画を通じた観光地域振興に携わりました。
質問2:紹介する科目の目的と特長を教えてください。
今年度からスタートした私のゼミでは「若者が訪れるまちづくり」をテーマに観光地域振興に取り組んでいます。観光地域振興とは、観光の力で観光地に人々が賑わう様子を創り出すことです。具体的には、課題解決型授業(PBL)として、産学連携で実際の観光地域の課題解決を目指しています。
観光地域振興では地域のコミュニティに入り込むことが大切です。
「自己紹介」は、地域の方々とまずはよい関係を築くため貴重な機会となります。
次回のオープンキャンパスでは、「「自己紹介」を学ぼう-観光文化ゼミ授業体験」と題して、コマジョの3年生が受講する観光文化ゼミの授業体験を通じて、その手法の一部を学んでいただきます。
質問3:授業ではどんな工夫をしていますか。
観光の基本から実践までを、楽しく学ぶことができるよう工夫しています。
授業では双方向の学びを重視しており、学生同士が学び合うことのできる機会を意識して用意しています。具体的には授業にファシリテーションを取り入れ、学生たちにどんどん意見交換をしてもらっています。熱心な学生たちから教員が学ぶこともたくさんあり、私自身も楽しんでゼミに取組んでいます。
質問4:履修した学生の声を教えてください。
実際にこの授業を受けた3年生の声です。
- 自己紹介で相手が反応をしてくれると話しやすく、気軽に話せるようになるので、反応することは大切ということが印象に残りました。
- 頷く、相槌を打つだけで、相手に与える印象を変えることができて面白いと思いました。
- 緊張していましたが、楽しく自己紹介ができたことが印象に残りました。
自分の紹介に頷いて聞いてくれ、質問をしてくれるという経験がはじめてだったので、自分が受け入れられているような感じがしてうれしかったです。
反対に、人の話を質問を考えながら聞くと、気になるところを脳内でピックアップしながら聞くことができるので会話にも繋がり良かったです。
また、同じような目標の人もいれば全然違う人もいたことが新鮮でした。考えの違う人と実践的なことを行うことで、自分にはない考え方を学ぶことができたらうれしいと思います。
質問5:最後に高校生にメッセージをお願いします
5月14日(土)15:30~「自己紹介」を学ぼう をテーマに観光文化ゼミの授業体験を開催します。
コロナ禍で大変な時期に、観光文化学類に興味を持ってくださった皆さんを歓迎いたします。オープンキャンパスを通じて、少しでもコマジョ観光文化学類の魅力を知っていただければうれしく思います。