「卒業制作WEBトークイベント」を開催しました
2021/03/12
卒業制作について、多彩な分野で活躍するゲストの方々の視点から語り合うトークイベントをオンライン開催しました。このイベント、例年は卒業制作展オープニングパーティーで実施していました。しかし、今年度の卒業制作展は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、千代田区外神田にあるアートセンター「3331 Arts Chiyoda」での開催を断念し、学内展(限定公開)とWeb卒業制作展になり、展示会場でイベントを開催することもできなくなりました。そこで、今年はオンライン開催に切り替え、ゲストの方々には事前に学内展をご覧いただいたうえで、トークに参加していただく方法をとりました。4名の非常勤講師をゲストにお迎えし、卒業制作について多様な切り口からのコメントや質問をいただくことにより学生とコミュニケーションを図る機会になりました。Google Meetを活用し、1~3年生やその他の非常勤講師の方々にはライブストリームで視聴していただけるようにすることで、参加・視聴を含めて約65名の学生と教員でこのイベントを共有できました。
このような状況下でも実りあるイベントを開催することができ、この一年間困難な環境を乗り越えながら卒業制作に取り組んできた4年生にとっても楽しく、有意義な締めくくりとなりました。参加・視聴した学生からのコメントを一部抜粋してご紹介します。
- 学外展が中止になって残念でしたが、このような場を設けていただきうれしく思います。先生方の評価のお言葉を直接聞くことができて、忘れられない思い出になりました。また自分だけでなくみんなの作品を一緒に見返すことができて、作業風景を思い出しながら1年間を振り返ることができました。とても有意義な時間であっという間でした。最後に、このような機会をいただき、ありがとうございました。(4年生T.A.)
- 学外展がなくなり、なかなか直接声を聞けない中で、こうしたトークイベントで多くの感想をいただけてとてもうれしく思いました。(4年生T.A.)
- 一つひとつ個性が出ていたので、見ていてとても面白かったです。説明の際に写真だけでは伝わらない細かな気遣いやこだわりを感じることができ、とても勉強になりました。(3年生O.Y.)
- 非常勤講師の先生方の鋭い視点からの講評は、自分の観点からでは読み取れなかった作品の意図や魅力をたくさん聞けたので面白かったです。とても勉強になりました。自分の卒業制作にも役立てたいです。(3年生N.K.)
- 作品の作り方やテーマについて詳しく知ることができ、刺激を得られました。人と人の関わり・つながりがどの作品においても考えられていましたが、作品の特徴によって違いが感じられて面白かったです。デジタル技術を取り入れるといったさまざまな視点は非常に参考になりました。(1年生S.H.)
最後になりましたが、このイベントにご協賛いただいた株式会社総合資格様に心より感謝申し上げます。