平成30年第2回オープンキャンパス報告

人間文化学類 英語コミュニケーション専攻 中野達也

6月9日(土)に開催されたオープンキャンパスでは、「先生、英語力を付ける方法を教えてください!」と題して体験授業を行いました。中学・高校で英語を教えていたときに、音読することで生徒にぐんぐん英語力がついていった経験から様々な音読方法を紹介しました。音読には次の3つのステージがあると考えます。

ステージ1 リズムやイントネーションに気を付けながら読む

これは音読の基本です。模範となる音声を聞いて、発音やイントネーション、音のつながりなどを意識しながら読みます。

ステージ2 楽しく読む

音読は単調になりがちです。時に遊び心も必要です。できるだけ速く読んでみたり、音声を追う形で輪唱のように読んでみたりするのも楽しいです。

ステージ3 Intakeを促しながら読む

あまり考えずに音読すると空読みになってしまうこともあります。ですから、内容を考えながら読むことが大切です。その時には、Read and look upやShadowingなどが効果的です。

体験授業では、参加されたみなさんと一緒にこれらの音読練習をしました。プラザ先生やモリス先生には範読をお願いしました。最初は緊張気味だった参加者のみなさんも、さまざまな音読練習を通して、次第に大きな声が出るようになってきました。最後は笑顔で教室をあとにしたみなさんでした。

次回6月23日のオープンキャンパスは「イギリスの高校生・大学生の生活を紹介しましょう~イギリス人による日英教育比較~」というタイトルで、イギリス人の先生がイギリス人の形成過程を分かりやすく解き明かします。乞うご期待!

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