ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

駒沢女子大学人間健康学部は、幅広い視点から専門的知識及び技能を教授することにより、質の高い健康生活の実現と、生涯にわたる健康な生活への援助ができる人材を育成することを目的としています(学則第4条の3の(8))。
人間健康学部はその目的を達成するために、健康栄養学科を置いています(学則第4条の2)。
駒沢女子大学人間健康学部は、教育の目的に則して編成された4年間の課程を学修し、卒業に要する所定の単位を修得することを学位授与の要件とします。

健康栄養学科

健康栄養学科は、豊かな人間性を備えた栄養の専門家を育成することを目的としています(学則第4条の3の(9))。
その目的を達成するために、健康栄養学科は、専門教育科目を通じて以下の資質・能力を養成することを教育目標としています。

  1. 人間と社会に関する広汎な知識と、他者から信頼される人間性の養成
  2. 栄養に係わる職場で役立つ日本語運用能力やプレゼンテーション力と、職業を通して自らの存在を高めていこうとする社会性の養成
  3. 健康と栄養に関する専門的な知識と、実地の分析に基づいて的確に判断する能力の養成
  4. 栄養管理、栄養指導や保健指導などを確実に行える技術力と、計画性をもって自らの意志を実現につなげていく実践力の養成

学修到達度確認表

教育目標 学修指針 レベル4(秀) レベル3(優) レベル2(良) レベル1(可)
人間と社会に関する広汎な知識と、他者から信頼される人間性の養成
(DP1)
教養力 人文・社会・自然科学に関する多角的な知識を有し、より良い文化の創造を目指すことができる。 人文・社会・自然科学に関する基礎的な知識を有し、自らの問題として考えることができる。 人文・社会・自然科学に関する基礎的な知識を有し、問題点を指摘することができる。 人文・社会・自然科学の内容について、自分の知っていることを述べることができる。
人間性 管理栄養士のあり方を踏まえて広く人間存在について考察し、より良い自己の実現を実践することができる。 管理栄養士のあり方について問題点を指摘し、より良い自己を実現するために努力することができる。 管理栄養士のあり方について自分なりのポリシーを持ち、自己を律することができる。 管理栄養士としてのあり方に沿ったルールやマナーを尊重することができる。
栄養に係わる職場で役立つ日本語運用能力やプレゼンテーション力と、職業を通して自らの存在を高めていこうとする社会性の養成
(DP2)
コミュニケーション力 論理的で説得力のある口頭発表ができ、明晰な文章を書くことができる。 形式に沿った口頭発表ができ、わかりやすい文章を書くことができる。 得た情報を整理し、自らの考えをわかりやすく説明することができる。 正しく情報を受け止め、人前で物事の簡単な説明ができる。
社会性 管理栄養士の社会的責務を把握し、自立した社会人にふさわしい責任感を持って共同作業に従事することができる。 管理栄養士の社会的責務を説明することができ、他者とスムーズに共同作業を行うことができる。 管理栄養士の社会的責務を一通り説明することができ、共同作業に加わることができる。 管理栄養士の社会的責務に関してある程度説明することができる。
健康と栄養に関する専門的な知識と、実地の分析に基づいて的確に判断する能力の養成
(DP3)
専門力 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理し、根拠をもとに新しい視点で結論を導き出すことができる。 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理した上で根拠を示しつつ考察することができる。 専攻するテーマについて、多角的に情報を整理することができる。 専攻するテーマについて、情報を集めることができる。
判断力 先行研究について論理的に批判し、その批判から新しい独自の考えを育てていくことができる。 先行研究について、その反証となる実例を挙げつつ、論理的に批判することができる。 先行研究について、論理的に矛盾点を見出し批判することができる。 先行研究について批判的に対することができる。
栄養管理、栄養指導や保健指導などを確実に行える技術力と、計画性をもって自らの意志を実現につなげていく実践力の養成
(DP4)
技術力 専攻する研究対象について、独自の分析方法を確立し、説得力のある結論を発表することができる。 専攻する研究対象について、複数の分析方法を組み合わせて解決を探ることができる。 専攻する研究対象について、一つの分析方法を用いて結果をまとめることができる。 専攻する研究対象について、一つの分析方法を持つことができる。
実践力 自ら課題を見出すことができ、自分なりの方法論を駆使して、計画的に解決にまで導くことができる。 自ら課題を見出すことができ、それらの解決に向けて成果をあげることができる。 与えられた課題に取り組み、ほぼ十分な成果をあげることができる。 与えられた課題に取り組み、ある程度の成果をあげることができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

駒沢女子大学人間健康学部は、教養教育科目と専門教育科目の枠を設け、全学ディプロマ・ポリシーで掲げている4つの教育目標を達成するために必要なカリキュラムと教育方法を用意しています。
健康栄養学科は、ディプロマ・ポリシーで掲げた教育目標を達成するために、次のようなカリキュラム編成と授業を行います。

教育内容

  1. 栄養士・管理栄養士としての社会的責務を果たすことができるようにカリキュラムを作成しています。
  2. 社会人に求められる幅広い教養とコミュニケーション力を養うために、教養教育科目を設けています。
  3. 栄養士・管理栄養士に必要とされる専門的な知識及び技術を修得するために専門基礎科目と専門科目を設けています。

教育方法

  1. 豊富な実験・実習科目によって講義で学んだ知識を確認し、また、技術を修得します。
  2. 学外の施設で行う臨地実習によって、応用力や実践力を養います。
  3. 総合演習によって専門科目間の連携を図り、体系的な知識の修得を実現します。

評価方法

  1. 2年終了時に、基礎レベルが修得できているかについて各種「学修到達度確認表」を用いて評価します。
  2. 4年次の総合演習で複数回行う筆記試験によって、専門基礎科目および専門科目の学習効果を高めます。
  3. 4年終了時に、卒業にふさわしい学習成果を得られたかについて各種「学修到達度確認表」を用いて評価します。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

人間健康学部 健康栄養学科では、次のような学生を求めます。

  1. 栄養士・管理栄養士の業務を理解し、社会貢献の意欲をもつ人
  2. 栄養士・管理栄養士に求められる専門的な知識や技術を積極的に修得しようとする、強い学習意欲をもつ人
  3. 協調性をもって、実験・実習等のグループワークに主体的かつ積極的に取り組むことができる人
  4. 管理栄養士免許の取得を目指して、地道な努力が続けられる人

高等学校等での学習について

人間健康学部 健康栄養学科を志望する皆さんには、「生物基礎」や「化学基礎」の基礎的な内容を習得していることを期待します。これらの知識は、大学で専門基礎科目や専門科目を学ぶための土台となります。また、「国語」において語彙力や読解力、文章作成力を身につけておくことも大切です。これは大学で学ぶすべての科目の基礎になるとともに、円滑なコミュニケーションをはかるためにも重要です。