石田かおりゼミ(身体文化論)

どうして人は化粧をするのか? そこから見える社会の姿とは

化粧を入口に価値や社会の問題を発見し掘り下げる身体文化についてのゼミです。たとえば「目が大きくなければかわいくない」、「痩せていなければきれいになれない」など、現代人が化粧や美容で求める価値の来歴や問題点について批判的検討を重ねます。「化粧の哲学」の専門家は、日本で(おそらく世界でも)唯一です。授業を受けることで、自分がとらわれている価値観の問題点に気づくきっかけになります。

石田かおりゼミ(身体文化論)

大貫恵佳ゼミ(社会学)

多様なテーマから社会を考え、他者への想像力を養う

私たちは誰もが「社会の仕組み」のなかで、他者とともに生きています。この社会で生きるためには、他者との関係を構築し、自己を確立しなければなりません。社会学はそのためのひとつの有効な方法となりえます。ゼミでは、学生たち自身でテーマを設定し、議論し合います。これまで扱ったテーマは、「自衛隊」「ジェンダー」「アイドル」「恋愛」「偏向報道」「SNS」などがあり、どれもまじめに向き合うことで「社会」が見えてきます。

大貫恵佳ゼミ(社会学)

田澤秀司ゼミ(ビジネス企画)

人とのかかわりを通じて「社会に踏み出す力」を養う

ビジネス企画ゼミでは、雑誌や書籍の制作を通して情報を適切に伝える方法を実践的に学びます。読者をイメージし、何をどう伝えたいのかを念頭に置きながら、企画から取材・執筆、印刷・製本までを学生自身が役割を分担して行います。人工知能が人間の仕事を代替するといわれる時代にあって、多様な人々と実際にかかわることでアイデアが広がり楽しく創造できるということを、出版を通じて学んでいきます。

田澤秀司ゼミ(ビジネス企画)

榎本環ゼミ(社会学)

現代社会をめぐる熱い議論を交わし、考え抜く

人々の日常的行為や態度・意識と現代社会のさまざまな現象をめぐって、ゼミ生による研究発表をもとに、毎回、時間が過ぎるのを忘れてホットな議論を交わしています。何かを発見する瞬間の感動と出会える……。そんなゼミ活動を目指しています。

榎本環ゼミ(社会学)

倉住友恵ゼミ(応用心理学)

データを用いて客観的・論理的に考える力を身につける

人間関係専攻唯一の心理学ゼミなので、卒業研究のテーマも多岐にわたります。例えば香りや色、服飾、恋愛、アイドル、SNS、サンリオ、親子関係、発達障害など……。3年次はグループで、4年次は個人で選んだテーマについて実験や調査を行い、客観的なデータをもって自身の考えを示す方法について学んでいきます。ずっと興味をもっていたこと、知りたかったことを追究する機会を得て、どの学生も楽しそうに活動しています。

倉住友恵ゼミ(応用心理学)

楠田恵美ゼミ(メディア論)

受け手ではなく当事者として主体的に社会をまなざす力を養う

2024年度より開設されるゼミです。私たちが他者や社会とつながろうとするとき、そこにはメディアがあります。そしてそのメディアに私たちの関係性は揺るがされます。メディアと言えば、いわゆるテレビや新聞、ラジオ、インターネットなどのマスメディアを思い浮かべるかもしれませんが、このゼミではあらゆる人(たち)とあらゆる人(たち)を結びつける媒体という意味でメディアを広く扱います。まずは身の回りにどのようなメディアがあり、どのような働きをし、どのような問題を引き起こしているのかをつぶさに観察することから始めましょう。

楠田恵美ゼミ(メディア論)

ゼミ生からのメッセージ

ゼミは大学生だからこそ受けられる特別な授業です。自分の興味関心を深めることができるので、たいへんではあるけれど充実感もあり、すべてが刺激的です。またゼミの仲間は、ともに難しい課題を乗り越え、「いっしょに頑張ろう」と思える存在です。

ゼミ生からのメッセージ