「学生による多摩エリアのまちづくりに関するアイデアピッチ」で2組が佳作を受賞しました!
2025/12/16
京王電鉄とUR都市機構が主催する「第4回学生による多摩エリアのまちづくりに関するアイデアピッチ」において、3年生2組(4名)が佳作を受賞しました! 京王沿線に在住・在学する学生を対象に「“あなたの住む・通う多摩エリアのまち”が『行きたくなる・人が集まるまち』となるアイデア」を募集するもので、「建築計画B」の授業で取り組んだレポートを基に、有志の学生で取り組みました。2025年11月8日(土)には、計33組の応募の中から一次審査を通過した8組が審査員の前でプレゼンテーションを行う最終審査会が行われました。一次審査を通過し、佳作を受賞した2組4名の学生へのインタビューをお届けします!

京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターアウラホールで
最終審査会が開催されました
駒沢女子大学のある稲城市についてアイデアを提案しました!
まず、受賞の感想を教えてください!
- Tさん:自分たちの企画が佳作をいただけたことをとてもうれしく感じています。自信が持てなかった私にとって、挑戦は成長につながるという実感を得られた大きな経験でした。また、学内の他のグループや先生方、友人とアイデアや意見を重ねながら準備を進めてきたことが結果につながり、とても誇りに感じています。
- Iさん:自分たちのアイデアを評価していただけたことをとてもうれしく思います。多摩地域という身近なテーマで考えを深めることができ、とても貴重な経験になりました。多くの方に支えられてここまで形にできたことに感謝しています。
- Wさん:1次審査に向けた準備から最終選考会まで約3か月間、課題と両立しながら時間を作り、このコンペに取り組んでいたため、受賞できてとてもうれしいです!
- Kさん:アイデアからプレゼンテーションまで、たくさんの意見を出し合い、試行錯誤を重ねた経験を経て受賞できたことは、自分自身のレベルアップにもつながり、大変うれしく思います。
今回応募したアイデアで一番伝えたかったことを教えてください。
「おせっかいBOX」を提案した結稲城チームは?
- Tさん:手書きから生まれる小さな思いやりが、地域のつながりを育てる力になることです。SNSが主流の今だからこそ、手書きの温かさや、世代を超えた交流の大切さを感じてほしいと思いました。また、私自身も3年間稲城市に通う中で、地域の方々と関わる機会の少なさを実感してきました。だからこそ、自然に人とつながれる“きっかけの場”をつくりたいという思いを込めています。
- Iさん:手書きを通して地域の人同士が自然とつながるきっかけを作りたいという思いです。誰かのちょっとした「おせっかい」があたたかい交流を生む、そんな街の仕組みを形にしたいと考えました。
「グランピングタウンInagi」を提案したKomajo to Inagi Labチームは?
- Wさん:緑豊かで穏やかなところや子育て環境に適しているという稲城市の魅力や、取り組みを行うことでもっと人の集まるまちになる可能性があることを伝えたかったです。
- Kさん:少子高齢化による人口減少や建物の老朽化などの問題が広がる中で、グランピングという若年層に人気のアクティビティを活用して、地域を活性化させることです。

結稲城チームは「おせっかいBOX」を提案!
Komajo to Inagi Labチームは「グランピングタウンInagi」を提案!
最終選考のプレゼンテーションはどうでしたか? 気づきや学んだことは?
- Tさん:発表リハーサルの時点で他のグループの完成度の高さに圧倒され、強い刺激を受けました。私たちは企画名に合わせ、おせっかいなくらいの発表を目標に自分たちらしさを表現しました。その結果、これまでで一番納得のいく発表ができたと感じています。一方で、聞き手に十分伝わったのか、質疑応答で100%答えられたのかなど、反省点も残りました。今回の経験から、伝える姿勢と準備が大切であることを学びました。
- Iさん:自分たちが思う以上に「伝える力」が重要だと感じました。発表を通して、アイデアの見せ方や伝わり方に意識することの大切さを学びました。
- Wさん:とても緊張しましたが、自分たちの考えや提案をしっかり伝えられたと思います。聞き手に伝わるよう、相手を見て、原稿はなるべく読まず、笑顔で堂々とプレゼンすることが大切だと感じました。さらに、聞き手を引き込むような身振り手振り、話し方、問いかけなどプレゼンの手法を学びました。
- Kさん:企業や自治体の方々の前で発表することに緊張感がありました。私はとても緊張していましたが、とにかく楽しんでプレゼンテーションを行っているチームは聞き手側に良い印象与え、提案自体に自信が表れるため、好印象になると学びました。
それぞれ2人で取り組んだことの楽しさや大変さはありましたか?
- Tさん:2人で企画を形にしていく過程はとても楽しく、意見を出し合う中で新しい発見が多く、充実した時間でした。一方で、表現方法にこだわりがあり意見がぶつかる場面もありましたが、その都度話し合い、より良い形を探っていくことで、調整しました。最終的には、私たちだからこそ生まれた視点が企画に生かされ、このチームで取り組めて良かったです。
- Iさん:意見がぶつかることが多々ありましたが、その分話し合いを重ねて一つの形を作り上げられたことに達成感がありました。互いの考えを尊重しながら進められたことが良かったと思います。
- Wさん:1人だと大変な作業や不安なことも、2人で取り組むことにより分担できてよかったです。スケジュールを合わせるのが大変でしたが、一緒にフィールドワークに行ったり、作業したりするのが楽しかったです!
- Kさん:2人で取り組むことで、より良いアイデアを出すことができ、考えに行き詰ったときには相談できて心強かったです。
最後に、今後の抱負をお願いします!
- Tさん:今回の取り組みで、企画を形にする達成感や相手に伝える重要性を実感しました。また、会場での意見交換会やフィードバックを通して、多様な視点から自分の改善点や今後の目標を見つめ直す機会にもなりました。今回の経験を生かしながら、相手に思いが届く表現を追求し、地域や社会に貢献できるアイデアを発信していきたいと考えています。
- Iさん:今回の経験を生かし、より多くの人に伝わる提案や表現の仕方を学びたいと思いました。また、今後も地域や人とのつながりをテーマに提案づくりに挑戦していきたいです。
- Wさん:伝わる資料の作り方やコツ、プレゼンのポイントなど、学んだことを今後の課題に生かしていきたいです。そして、企業や自治体の方の前でプレゼンをするという貴重な体験を糧に、就活の面接やエントリーシートにも自信を持って取り組んでいきたいと思います!
- Kさん:この経験を生かして、考え抜く力や人に伝わるプレゼン資料作成などに活用していきたいです!


