看護学科、健康栄養学科と協同学習を行いました!
2025/12/10
昨年度からスタートした看護学科との共同学習は今年度も行われました。今年度は看護学科、空間デザイン学科に加えて、健康栄養学科も参加しました。これにより「人に良い環境」についてより深く考えることができました。
今年度のテーマは「心や体が健康になる食事と空間について」でした。学生は協同学習が始まる前にテーマについて事前調査を行いました。協同学習の1日目はクループ分けとグループ内の自己紹介を通した親睦の時間を設けました。初対面で緊張気味だった学生たちが自己紹介を通してお互いを理解し、親しくなるきっかけになりました。

自己紹介の様子
その後、テーマに関する事前調査を通して感じたこと、重要であると思ったことなどを単語(または短い文章)で表現し、グループ内で共有しました。グループのメンバーから提案された単語はその意味を基にグループ化し、メンバーの意見をまとめました(KJ法)。

意見(単語)をまとめる様子
意見(単語)をまとめる様子

意見(単語)をまとめる様子
意見(単語)をまとめる様子
最後に各グループがまとめた内容を用いて発表会を行い、グループ間で心や体が健康になる食事と空間についての考えを共有しました。

発表会の様子
発表会の様子

発表会の様子
発表会の様子
発表会の終了後、学生に今回の協同学習について率直な感想を聞いてみました。その一部を紹介します。
空間デザイン学科 1年生の感想
- 共同活動を通して、メンバーの考え方の違いを実感しました。自分だけでは思いつかない視点を得られたことで、課題に対する理解が深まりました。また、意見を整理しながら進める難しさもありましたが、話し合いを重ねより良い案に近づけたと思います。今回の経験を、今後のグループ作業やコミュニケーションに生かしていきたいです。
- たくさんの学科の学生さんと交流することでそれぞれの学科での良さについて気づくことができました。自分の知らない分野についても知ることができて、自分の中の引き出しを増やすことができました。ぜひまたこんな機会があったらやってみたいと思いました。
- 他学部との交流は、視野を広げる新たな発見があり、特に空間デザイン学科の視点だけでは得られない多様な意見や新しい視点を得られたことは大きな意味があったと思いました。
- 今回の協同学習の授業を通じて、さまざまな視点に触れることができ、考えをより深めることができました。普段は一人で考えることが多いため、グループで意見を交換し合うことで、新たな気づきや視野の広がりを実感しました。特に、他者の意見を尊重しながら議論を進めることの重要性を改めて感じました。協力して課題に取り組むことの意義を理解することができました。とても充実した授業であり、多くの学びと発見があった授業でした。


