先輩たちにいろいろ聞いてみました
2025/06/19
心理学プレゼミにて、5名の先輩方に来ていただき、就職活動や専門ゼミのことに加えて、大学院受験、公認心理師・臨床心理士試験、そして実際の現場でのリアルなお話まで、幅広く聞かせていただきました。
2017年に卒業し、現在は日野市役所で働いている松本さん(旧姓佐藤さん)には、学生時代をどのように過ごし、どんなふうに市役所に合格したのか、4年間のことを松本さんらしい言葉で語っていただきました。教員としても思わず「そんなだったの!?」と驚いたのは、“とにかく自分の時間を大切にして遊びたい”というスタンスだったこと。そんなリアルなエピソードは、学生にとってもきっと参考になったと思います。また、公務員としてのお仕事の話に加えて、同期の友人たちの近況などもざっくばらんに話してくださり、とても楽しく、ためになる時間になりました。
重永さんは2024年に大学院を修了し、公認心理師と臨床心理士の資格を取得した卒業生です。今回は、大学院受験の体験談を中心にお話しいただきました。特に「英語が全然ダメだった」というところから、どのように対策して乗り越えたのかというお話は、とても参考になりました。また、大学院での授業や修士論文、就職活動など、普段なかなか聞けない話もたくさん伺うことができました。現在は町田市役所子ども生活部子育て推進課堺地域子育て相談センターで働いており、心理学の知識をどう生かしているのかについても具体的に話していただき、とても貴重な機会となりました。
高木さんと竹原さんは、現在本学大学院1年生です。竹原さんは、心理学科に入学したときから公認心理師を目指していたそうです。一方、高木さんは2年生の頃は大学院進学なんて全く考えていなかったとのこと。でも、専門科目を学ぶうちに気持ちが変わり、公認心理師を目指すようになったそうです。そんな対照的なお二人に、それぞれどんなふうに大学院受験に取り組んできたか、体験談を話してもらいました。当日は大学院の授業があったため、お二人にはビデオで出演していただきました。
稲田さんは現在4年生で、まさに就職活動の真っ最中。ちょうど第一志望の企業から内定をもらったばかりという、うれしいニュースを聞かせてくれました。今回は、2年生の頃からこれまでに取り組んできたことについて、いろいろとお話を伺いました。順調なことばかりではなく、悩んだことやうまくいかなかったことも正直に話してくれたのが印象的でした。稲田さんはオープンキャンパスのスタッフや広報活動にも関わっているので、見かけたときはぜひ声をかけてみてください。就職を目指す学生にとって、現役4年生のリアルな経験談はとても参考になるはずです。
まだ進路について明確にビジョンが決まっていない、これから就職活動や進学に向けて準備を始める2年生にとって、大変参考になる貴重なお話を伺うことができました。心理学科教員一同、先輩方には心より感謝しております。これからもさらなるご活躍をお祈りいたします。