心理学の学びと就職活動とのつながりを考えてみました

心理学プレゼミでは、2週にわたって株式会社武蔵野の方々に来ていただき、「心理学の学び」と「キャリア」についての授業と体験型の活動(ワーク)を行いました。

株式会社武蔵野は、多摩地域を中心に、経営者向けのコンサルティングを行っている有名な会社です。今回は、採用コンサルティングを担当している社員の方々が、外部講師として授業とワークをしてくれました。また、この部門には、駒沢女子大学を卒業した先輩の桑原さん(旧国際文化学科)も働いていて、今回の授業も担当してくださいました。

この2週間の講義とワークでは、主に心理学の視点から就職活動につながる内容を学びました。近年、就職活動はとても活発になっています。授業では、実際に企業のインターンシップや採用活動をサポートしている専門の会社の方々から直接お話を聞くことができ、大学の先生だけではなかなか伝えきれないような実践的な内容に触れられる貴重な機会となりました。学生の皆さんにとって、就職への意識を高めるとても意義のある時間となったようです。

ワークにおいては、マインドマップをベースにした「自分の好きなもの」をテーマに、さまざまな気づきを近くの友達と共有しながら進めました。これまでにないような盛り上がりで楽しく進めることができました。参加した学生からは、「自分の好きなもの」を周りの友達と共有することで、自分の見えない内面の部分を理解でき、働く上で何を達成できたらうれしいのかに気付けた、との感想がありました。セミナーやインターンシップについて体験できる経験になっただけでなく、この学びをきっかけに、夏のインターンシップへの参加を決めた学生もたくさんいたことも、併せてお知らせします。

卒業生の桑原さん(令和3年卒)を応援するために、旧国際文化学科の先生が来てくださいました。桑原さんは社会人5年目となり、とても立派に成長されていて、学生の前でも自信を持って話す姿はとても頼もしく見えました。学生たちも、その姿に自分の将来を重ねて想像できたと思います。2年生のこの時期に就職のことを考えるのは少し早いようにも感じますが、最近の就職事情を考えると、決して早すぎるということはありません。この2週間の経験は、これからの心理学の学びにもつながり、来年以降本格的に始まる就職活動にも役立つことでしょう。
今回のプログラムにご協力いただいた株式会社武蔵野の皆さんには、心から感謝いたします。

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