「乳児院の見学・研修をしました!」

保育実習指導Ⅲの正課学外活動として、5月1日(火)に「至誠館さくら乳児院」へ見学・研修に行ってきました。参加学生は2年生35名で、乳児院の機能や役割については授業で事前に学んでいます。
乳児院は児童福祉法に定められた児童福祉施設です。保護者が育てられない事情があるご家庭の乳幼児を預かり、24時間、保育士や看護師等が養育をしています。
施設長先生より、現在社会的養護を必要としている子どもたちが約45,000人いて、そのうち乳児院に入所している子どもは全国に3,655人いることや、子どもの養育は「いのちを守り育む」ことであるなどのお話を伺いました。
これまでに学生は施設実習の経験を一度していますが、この乳児院における養育方針や子どもの日常生活の過ごし方、保育士の子どもへの関わり方、家庭への連絡・支援の方法など、事例をあげながら話していただきました。
その後、2グループに分かれ、1つのグループは保育室や心理相談室、短期入所ができる部屋などを見学し、施設の設備や衛生面での配慮などの説明を受けました。その間、別のグループは施設長先生との質疑応答を活発に行いました。それぞれのグループは役割を交替して見学、質疑応答をしました。
ここで学んだことを今後の施設実習や就職後の実践に活かし、より良い保育、養護が出来るようにしていきたいと考えています。

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