保育科の先生方が、 ベビーシッター事件のコメンテイターとしてテレビ出演されました

先日、埼玉県のマンションの一室でベビーシッターに預けられていた2歳の男児が遺体で見つかったという大変痛ましい事件が起こり、3月18日(火)に神奈川県警は、ベビーシッターである容疑者を逮捕したというニュースが日本中を騒がせています。この事件から見えてくる無規制の子ども預かり業の危険性、その背景にある保育制度の問題点について、本学の保育科福川須美教授が3月18日(火)(23:30 – 0:00)放送のNHK総合テレビ「NHK NEWS WEB」の「深く知りたい」特集コーナーに出演しました。また、同保育科の髙玉和子教授が3月23日(日)(18:00 – 18:55)放送の日本テレビ「真相報道バンキシャ」で、ベビーシッターの保育環境を検証するという企画についてコメントしました。

福川教授のコメント
(NHK総合テレビ「NHK NEWS WEB」にて)

認可保育所も待機児童が多く、夜間に安心して子どもを預けられる施設は少なくネットで預け先をを探さざるを得ない実情もある。立ち入り調査など、ネットを通じた無規制の子ども預かりビジネスの実態や問題点を明らかにするとともに、ひとり親などが夜間まで働く必要のない労働環境面の改善が必要である。

髙玉教授のコメント
(日本テレビ放送「真相報道バンキシャ」にて)

発見時二人の子どもに着衣がなく生後8カ月の弟が低体温症で搬送されたことに関して、保育の環境として、ベビーシッターの部屋について、冷蔵庫や戸棚などにロックをつけるなど安全への一定の配慮は感じるが、子どもが発見された時に着衣がなかったという事実は信じられない。

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