1年生の初めての保育実習終了!

10月18日(火)から31日(月)までの12日間、1年生は初めての保育所での実習に出ました。12月6日(火)1・2限に、実習の反省・報告会が開催されました。

報告会は2部構成で、まず5名ほどのグループに分かれて司会進行係を自分たちで決め、実習での学びの報告・反省点などを互いに共有し合いました。また、自己の振り返りをもとに、自己評価を行いました。学生たちの振り返りの内容から、自分で作成した手袋シアターやエプロンシアターなどを子どもたちと一緒に楽しむなど、積極的、意欲的に実習に取り組んだことが分かりました。また、自分が作った保育教材の紹介を通じて、子どもたちの反応を見ることができて楽しかった、学びが深まったなどの報告もたくさんありました。

実習に向けての事前準備科目「保育実習指導Ⅰ(保育所)」の授業では、夏休み期間を利用して、子どもたちに人気の保育教材である「手袋シアター」「エプロンシアター」「パネルシアター」のうちから1つを制作するという課題が出されました。提出された作品は、実習に持参して子どもたちに見てもらいたいという思いが伝わる力作ぞろいでした。

学生たちは、表情豊かに大きな声で子どもたちと楽しく関わるための練習をたくさんして、実習に作品を持っていきました。
以下に、学生の作品を少し紹介します。

手袋シアターの作品

  • 手袋シアターの作品
  • 手袋シアターの作品

軍手を使って、登場人物などをマジックテープで貼り、歌ったり、お話をしながらつけたり、外したり、移動したりしながらストーリーを展開させます。両手に軍手をはめて自分なりの表現を楽しみます。

パネルシアターの作品

  • パネルシアターの作品
  • パネルシアターの作品

ボードにパネル紙を貼って、舞台を作ります。不織布で人形や野菜果物など、登場する物を作り、お話をしながら取り出して、子どもたちと思い思いに感じたことを表現して楽しみます。パネル紙に貼ったり、外したり、移動したりしながらストーリーを展開させていきます。

エプロンシアターの作品

  • エプロンシアターの作品
  • エプロンシアターの作品

エプロンに、背景を縫い付けてお話の舞台を作り、別にフェルトなどで作った登場人物などを貼るマジックテープを縫い付けます。学生は、エプロンをつけて、ポケットなどから登場人物を出し、お話をしながら次々に登場人物をエプロンに貼り、子どもたちとのコミュニケーションを図りながら物語を展開していきます。


1双の手袋、1枚のエプロン、1枚のボードの中で、学生のオリジナル・ストーリーや、絵本の物語や歌の世界など、さまざまなお話が展開します。これらの作品は、子どもたちを一瞬にして引きつけ、お話の中に入り込んだり一緒に歌ったりして子どもたちとの対話を楽しみました。
保育所での実習を振り返り、自分の課題に向き合って、学生たちは、2月からの次の実習に向けて気持ちを新たにしたようです。

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