教育実習(2年生)が終了しました。
2021/08/02
2年間の中で最も長い3週間の教育実習が無事に終了しました。
今年度の2年生は、コロナ禍の影響で、対面授業が実施できずオンライン授業になったり、保育現場の実習が短縮になった分を学内演習で補充したりと、例年とは全く異なる状況に直面した学年でした。そして、その困難の中でも諦めずに頑張ってきた学生たちでもあります。当たり前だった日常が当たり前ではなくなったことで、2年生には大きな変化も見られました。仲間と一緒に学内での対面授業を受けられることに喜びを感じ、また、コロナ禍にも関わらず自分たちの実習を受け入れてくださった実習園の先生方と子どもたちに心から感謝し、例年の2年生以上に、実習事前指導に真剣に取り組む姿がありました。実習日誌の考察の深め方、指導計画の書き方、模擬保育の発表会等、さまざまな授業の先生方のサポートを受けながら、一生懸命、実習の準備を重ねてきました。
実習後、最初の授業で「おかえりなさい!」と声をかけると、「ただいま~!」と満面の笑顔と元気な声が返ってきました。実習前の不安そうな表情はもうありません。授業内で実習のエピソードを仲間たちと語り合う様子は、実習前よりも堂々とした頼もしい姿に感じられました。
実習中、大変だったこと、自分の力不足を痛感し涙したこともあったと思います。それ以上に、現場の子どもたちや先生方から受け取ったたくさんの学びと感動が、2年生の夢をさらに後押ししていきます。
実習の学びは終了後も続きます。今は、実習の振り返りとして、自己評価や報告書作成、1年生と合同の報告会の準備を進めています。「子どもの姿がイメージできるようになったから、短大の授業がもっと楽しくなった」といううれしい声も聞こえてきます。資格取得まであと少し! 頑張れ2年生!