教育実習事前指導

10月24日(土)に、教育実習の実習直前指導が対面式で行われました。9月に2週間の保育士資格取得のための最後の保育実習を終了した2年生にとっては、11月9日(月)から始まった幼稚園での実習が2年間の最後の実習となります。幼稚園教諭2種免許を取得するためには、この3週間の実習を乗り越えなくてはなりません。

例年、6月に実施していた幼稚園での教育実習が、コロナ禍により急遽、11月に期間変更となりました。また、前期の実習指導はすべて遠隔授業となり、不安もありましたが、“この状況をチャンスに変えよう”を合言葉に、例年以上に実習準備を充実させようとお互いに励まし合ってきた2年生。実習の直前に、久々に対面で仲間に会うことができ、とても刺激になったようです。

この日の授業は、実習の直前指導ということで、新型コロナウイルス感染症に関する基本方針や個人情報を厳守する誓約書等を再度確認し、改めて意識を引き締めた上で、実習における重要事項を一つずつ丁寧に全員で確認しながら行われました。どの実習においても共通する事項については、慣れが出てくることによって、失念したりと気が緩んでしまう傾向もみられます。そのため、なぜそれが必要なのか、一つひとつの行動の意味の理解を促すことで、主体的な実習につなげていきます。授業を聞きながら、適宜頷いたり、熱心にメモをとったりする姿は、さすが2年生です。

授業の最後に、子どもの命をあずかる保育現場において、「将来の自分たちと同じ職業を目指す学生たちを応援したい」と、このコロナ禍の中、実習生を引き受けてくださる実習園の先生方に感謝をして、今までの学びを生かして集大成の実習となるようにと、学生たちにエールを送りました。

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