平成26年度 「滝乃川学園」施設見学 (保育科1年「特別支援教育Ⅰ」)

保育科1年「特別支援教育Ⅰ」(担当:児島早苗先生)の授業の一環として、「施設支援の課題について施設見学を通して学ぶ」というテーマで、5月17日(土)と5月31日(土)の2回に分けて、保育科の1年生全員で「滝乃川学園」の施設見学を実施しました。
「滝乃川学園」は、日本最初の知的障がい児のための福祉施設で、創立以来120年の歴史があり、知的障がい児福祉施設の歴史及び現状を学ぶことを目的として施設見学が行われました。

場所 : 「滝乃川学園」
東京市国立市谷保6312  電話 042-573-3950
http://takinogawagakuen.jp
日時 : 平成26年5月17日(土) 美・善の組
平成26年5月31日(土) 真・聖の組
引率教員 : 児島 早苗(非常勤講師)
金澤 延美・大村 海太(駒沢女子短期大学専任教員)

「滝乃川学園」の歴史を学ぶ講義の様子

学園内の聖三一礼拝堂見学・「天使のピアノ」の演奏風景

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※「天使のピアノ」について
「天使のピアノ」は本館に所蔵されていた、創立者の妻筆子が愛用したピアノです。1885(明治18)年頃横浜のデーリング商会が製造販売したもので、戦前は筆子がこのピアノでクリスマス祝会等に演奏を披露したと言われています。
やがて、筆子が亡くなり戦後何十年も忘れ去られていましたが、学園史研究会のメンバーによって1995(平成7)年に発見され、1997(平成9)年に日本ピアノ調律師協会に鑑定を依頼したところ日本に現存する最古のアップライトピアノであるとされました。
その後学園と音楽を愛する市民の方々と、日本調律師協会の献身的なご努力によって復元されました。現在では、園内の聖三一礼拝堂、記念館講堂でのコンサート、都内各地でのコンサート等に供され、鹿鳴館時代の音を皆様にお届けしています。2003(平成15)年には国立市の登録文化財に指定されました。
「天使のピアノ」の名の由来は、鍵盤上の板に、2人の幼児を抱いた天使が描かれているガラスが嵌めこまれているところにあると言い伝えられています。
(「滝乃川学園」ホームページより  http://takinogawagakuen.jp/commemoration/)

学生の感想

※施設見学を終え、授業の中でまとめられた「滝乃川学園見学レポート」の一部を抜粋したものです。

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