第8回オープンキャンパス報告

暑かった夏が終わり、いつの間にか秋の気配を感じる季節となりました。
9月14日(土)のオープンキャンパスでは、「呼吸困難のある人の援助-身体の中を視て,触れて,聴いてみよう-」というテーマで体験授業を行いました。
この体験授業は、高校での学習を生かして体験できるように、「呼吸とは」「呼吸器系の構造」「呼吸の観察」について復習をし、看護の専門知識となる「正常呼吸音・副雑音」等についてのミニ講義を行いました。
今回の体験授業には、看護学部2年生2名と1年生1名がアシスタントとして参加しました。2年生は聴診器の使い方や呼吸音聴取の説明を担当しましたが、高校生に向けてどのように説明すれば分かりやすいのかを事前に考え、十分準備して臨みました。

  • 学生による聴診器の使い方の説明
    学生による聴診器の使い方の説明
  • 学生による聴診器の使い方の説明
    学生による聴診器の使い方の説明

実技では、呼吸音聴取シミュレータを使い、正常な呼吸音、気管支喘息患者や肺炎患者の異常な呼吸音の聴取を体験しました。参加した高校生たちは、はじめ聴診器を手にしたものの、どうしていいのか戸惑っていました。しかし、学生アシスタントのアドバイスを受け、呼吸音が聞き取れたときには笑顔も見られていました。呼吸音の種類を聴き分けられるようになるには、まず病気について正しい基礎的知識を持ち、何度も学内で聴診練習をした上で、実習において多くの患者さんの呼吸音聴取を体験させていただくことが一番必要となります。まさしくアシスタントを務めた学生たちは、その最中にて学びを深めています。

  • 呼吸音聴診シミュレータ”ラングⅡ”で呼吸音の聴診を体験
    呼吸音聴診シミュレータ”ラングⅡ”で呼吸音の聴診を体験

看護学部のオープンキャンパスでは在学生が教員のアシスタントとして参加することで、学生自身の学びの場となっています。

オープンキャンパスにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
体験授業を通して駒沢女子大学看護学部に興味・関心を持っていただきましたら、次は仲間となって一緒に看護を学びませんか!!!

文責:近藤浩子

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