第5回オープンキャンパス報告

7月21日(土)看護学部では、「高齢者の“こころ”の中を覗いてみよう!!」というテーマで、体験授業を行いました。

  • 箱の中身はなんだろう?
    箱の中身はなんだろう?

参加した高校生の皆さんは、何の説明もなく椅子に座ることになり、いきなり何やら“お楽しみ会”らしきものが始まって、さぞかしびっくりしたことでしょう。
これは、ここがどこか、何をしているのかを理解できていない状況の認知症高齢者の「とまどい」や「不安」を体験してもらうための授業の1コマで、参加者の皆さんにはデイサービスに来られた高齢者の体験をして頂きました。

  • 何やらもめている(?)男性陣
    何やらもめている(?)男性陣

参加者の皆さんからは、「本物の患者さんかと思いました」とご好評を頂いたほど迫真の演技でした。みな看護学部の教員です。

本日は7/7(七夕)の設定でした。皆さんに短冊に願い事を書いて、飾っていただきました。
本物のデイサービスも、季節の行事がたくさん取り入れられていますね。なぜでしょう?

  • 皆さんの願い事が叶います様に!!
    皆さんの願い事が叶います様に!!
  • 皆さん真剣に解説を聴いていました
    皆さん真剣に解説を聴いていました

プチ・デイサービス体験の後は、老年看護学の教員により今回の体験授業と、この「なぜ」についての解説がありました。
「とまどい」や「不安」は誰にでもあるものです。特に認知症高齢者では、この「とまどい」や「不安」が大きくなりやすいので、「今」を実感していただくケアが重要になります。この気持に寄り添い、更に高齢者の特徴や病気などの知識が備わると、より高齢者の理解と良いケアができるようになります。
参加してくださった皆さんが、この体験を忘れず、是非、駒沢女子大学で学びを深めて良い看護師になってくださることを願っています。

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