2015年 国際協力実習 ~充実の5日間 シンガポールに興味津々~
2015/10/16
2015年度国際協力実習は「シンガポールと日本の比較」という共通テーマと、参加者各々のテーマを設定した上で、実習に臨みました。
9月2日
日本酒ソムリエの資格を持つシンガポール在住のビジネスコンサルタント、塚田妙子さんのお話を伺った後、現地で日本のお米を販売する「三代目俵家玄兵衛」シンガポール事務所代表の佐藤祐一さんを訪問、現代シンガポール事情から外国で仕事をすることの楽しさ、難しさまで話題は広がりました。
9月3日
海外旅行研修グループと合同で、午前中は自治体国際化協会(CLAIR)を訪問。マイナンバー制度で日本の先を行くシンガポールについて、詳しく説明して頂き、質問にも丁寧に答えていただきました。午後はラッフルズホテル、マリナベイサンズ、カジノを見学した後、ガーデンズバイザベイの環境問題の展示スペースを訪問。事前調査では不明だったことが明らかになり、一同大感激しました。
9月4日
JETROシンガポール事務所を訪問。シンガポール経済の概況から、教育事情まで多岐にわたるテーマについて、アナリストの本田智津絵様から丁寧にご説明頂きました。現地経験の長い本田様のお話は興味深く、学生たちは次々と質問していました。「もっと時間が欲しい」との学生の声を聞きながら、シンガポール国立大学へ。
同大学日本研究会の学生たちと昼食後の交流会で、国際協力実習グループは「日本・シンガポール比較」のテーマでプレゼンテーションを行いました。夜はホテルで夕食会を開催、親交を深めました。
9月5日
終日自由行動で、シンガポール観光を満喫しました。
参加学生の感想
- 国際協力実習で、私は「シンガポールと日本の税制比較」というテーマを選びましたが、事前に調べることが多く大変でした。現地では、ガイドさんの話や訪問先での話が興味深く、シンガポールの政治情勢にさらに興味が湧くようになりました。また、シンガポール国立大学の学生と交流することができて、とても良い刺激になりました。最終日は自由に街を観て回りました。お土産を買ったり、色々な街並みを見たりして、観光も楽しめました。目的をもっての訪問だったので充実した5日間でした。(3年 坂爪 瑞姫)
- シンガポールの日本企業などを訪問し、様々な立場の方からお話を聞き、日本よりも発展している国だと実感しました。また、日本はシンガポールから学べることが多くあると思いました。そして、何よりも海外にいるという実感がなく、日本にいる時と同じような感覚だったことに驚きました。この研修で得た経験を、今後に生かしたいと思います。(3年 會澤 美穂)
- 国際協力実習では多くのことを得ることができました。「シンガポールは海外に行った気がしない」との言葉を耳にしていたため、あまり期待をせずに日本を出た私にとっては、予想外のことでした。シンガポールで仕事をされている日本人の方々のお話はとても新鮮で、もっとお話しさせて頂く時間がほしいと思ったほどでした。また、観光をしている時にも、私が調べていた分野の技術や仕組みを街中で発見することが多々あり、「得をした」という気持ちになりました。得るものばかりだった国際協力実習での経験、これからの自分に活かしていければと思います。(3年 長谷川 遥香)