2014年度 1年生基礎ゼミ 合同プレゼンテーション
2015/02/18
今年度の基礎ゼミでは、夏休みに新聞記事を一つ選んでレポートにまとめることを課題にしました。後期の授業では、そのテーマについてさらに研究を深め、全員がパワーポイントを使って10分程度の発表をしました。さらに各ゼミから一人ずつ代表を選出し、1月8日と15日の授業で以下のように合同発表会を開催しました。
1月8日
1. Y.S.さん | 集団的自衛権について | 松山ゼミ |
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2. T.M.さん | 匂いと記憶の関係 ~2つの関係とその有用性~ | 臼井ゼミ |
3. S.M.さん | 高齢者をみんなで支える | 鈴木・平野ゼミ |
4. T.M.さん | 海外留学 | 加藤ゼミ |
1月15日
1. T.A.さん | 訪日外国人が増えているのはなぜか | 橘田ゼミ |
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2. K.A.さん | 仁川空港と羽田空港のハブ空港問題 | 弥久保ゼミ |
一つの新聞記事が提起した問題について、調査研究を深めて考察することで、1年生は大学生としての勉強の仕方を学ぶことができました。さらに、大勢の聴き手を前にしての発表は、代表者にとって今後の成長につながる貴重な経験になりました。発表者の感想をお読みください。
- 合同発表会を終えて、達成感を感じることができました。発表時間を10分以上15分以内におさめること、なるべく前を見て話すことなど、とても難しく思え、本番前は不安でいっぱいでしたが、無事終えることができて本当に良かったです。しかし、準備の足りない部分もあり、改善点を先生方に指摘をしていただいたので、次回からはそれらのことをふまえて、プレゼンテーションの準備をしていきたいです。大勢の前で発表をするという経験を通して少し成長することができたのではないかと思います。ありがとうございました。
- 合同プレゼンテーションを経験して、自分の欠点を再認識することができました。話しをすること自体は好きなのですが、緊張にとても弱く、内容が頭から飛ばないよう、ゼミでの発表ではあまり固めなかった原稿をしっかりと準備しました。 また緊張すると声も震えてしまうので、淡々と話してしまいました。いただいた講評には、お褒めの言葉もたくさんありましたが、きちんと私の欠点に気づいている人もいました。まさにその通りだと思い、講評を真摯に受け止め、改善に努めていきたいと思います。
- 地元の新聞記事から選んだ、高齢者社会についての現状と高齢化社会で私達ができる対策について発表しました。私はプレゼンテーションが得意ではなく、これまでは内容の薄い発表しかできませんでした。しかし、今回は基礎ゼミの先生やゼミ生から改善すべき点などを細かく丁寧に教えていただいて内容を深めることができ、自分の意見も踏まえたプレゼンテーションになったと思っています。大勢の人の前での発表は緊張しましたが、その分とても良い経験になりました。協力してくださった先生方に感謝します。
- 今回ゼミの代表に選ばれて、初めてたくさんの人の前でプレゼンテーションをしました。人前に立つことに慣れていない私にとって、とても勇気のいることでした。発表中機械の不具合でグラフの文字がうまく表示されず、それを口頭で説明できなかったことなど、反省すべき点も多々あります。しかし、今回こういう機会をいただいて学ぶことも多くありました。いかに自分の話に興味をもってもらえるか、聞いている人を巻き込んでいけるか、ということです。今後の発表では、次のステップとして話す力をつけていきたいと思います。
- 多くの人に魅力的だと感じてもらえるプレゼンテーションをすることは大変難しいと実感しました。見やすいパワーポイントを作成することはもちろん、聞き手に合わせた話し方をすることや、どうしたら興味をもってもらえるのか、説得力あるプレゼンにするためにはどうしたらよいか、など今後の課題がたくさんできました。これらの課題をひとつずつクリアしていきたいと思います。今回皆さんの前で発表させていただいたことはとても良い経験になりました。ありがとうございます。
- 今回のプレゼンテーションは新聞記事を元に行うもので、1つの事柄を集中的に調べ、まとめれば良いと考えていました。しかし実際には、多岐に渡る知識が必要だったので、新聞記事というものは1つの記事を理解するにも多くの知識が必要であると実感しました。また、学科のみなさん全員に理解していただけるように言葉を選んだり、発表方法を工夫したりで大変でしたが、発表後に友人から分かりやすかったと言ってもらえた時は嬉しく思いました。1年生後期のゼミを一杯に使って活動してきた新聞記事のプレゼンテーションは、大学に入学し、自身の意見を求められる環境に置かれ、そのような環境に適応する訓練という面で最適な活動であったと思います。この活動で得られた能力を活かして、これからの大学生活を邁進していきたいと思います。