「ボランティア実習」の学外実習を実施しました
2014/08/27
国際関係コースの科目「ボランティア実習」の授業のなかで、今年もNPO「難民を助ける会」と「JICA地球ひろば」を訪問しました。「難民を助ける会」では、東日本大震災の被災者支援について、また「JICA地球ひろば」では、青年海外協力隊の活動についてそれぞれ、実体験に基づいた貴重なお話をうかがいました。
以下は参加学生の感想です。
- 「難民を助ける会」でお話を伺って、一番印象に残ったことは「支援は、支援を受ける人のためにする」ということです。当たり前のような話かもしれませんが、実際には被災者のことを考える以上に、自分たちの活動のための募金を行う人々や団体、また国の視線を意識した活動もあるそうです。被災者の状況や生活、習慣をよく知った上で、被災者が本当に願っていることを考えて行動することが重要であると学びました。今後、私は自己満足の支援ではなく「被災者のための支援」をより意識し、自分にできることを見つけていきたいです。(国際文化学科 3年 右近 沙織)
- 「難民を助ける会」やJICAを訪問したことで、個人や政府、さらには専門家の視点からボランティアを考えることができました。国際ボランティアをする上では、積極的な気持ちだけでなく、文化の違いを考慮して相手側のニーズに合わせた援助が大切であると学びました。また、ボランティアの体験談も聞くことができ、様々な支援の形があるのだということを改めて感じました。今回の経験を身近なボランティア活動にも生かしていこうと思います。(国際文化学科 3年 佐々木美樹)