基礎ゼミで茶道実習を行いました
2014/07/04
国際文化学科の基礎ゼミでは、毎年1年の後期に日本の伝統文化に触れるために茶道実習を行っています。昨年度は講師の先生のご都合で実施できなかったため、2年生の基礎ゼミIIIで5月から6月にかけて実施しました。
まずは、正しい姿勢で立ち、丁寧なお辞儀をすることから歩き方まで教えて頂きました。
次にお茶室へ入り、正客役の学生が先生の点ててくださったお茶を頂きます。
最後に全員でお茶を点ててみました。
正座をしてお茶を点てることだけでなく、美しい立ち居振る舞い、思いやりの心を学び、心静かなひと時を過ごすことができました。
翌週の基礎ゼミの授業で、講師の吉田陽子先生にお礼状を書きましたので、その一部をご紹介致します。
- 去年はお怪我をなさったのに、今回私たちのために来てくださり、本当にありがとうございました。茶道実習は考えていたものと少し違って、難しく厳しいと感じました。特に姿勢が大事で、歩くのもお盆を持つのもきちんとしていなければならないのが大変でした。しかし今回習ったことは日常生活でも使えるので、気をつけていきたいです。先生は言葉遣いが本当に丁寧で、姿勢も女性らしく、尊敬します。どうもありがとうございました。(M.M.)
- 先日は茶道実習をして下さって、ありがとうございました。私は高校時代に茶道部に所属していたので、久しぶりの茶道でとても楽しかったです。また立ち姿や、歩き方など、女性として大切なことを教えていただきました。茶道はあまりできないけれど、姿勢はいつでも意識できるので、実践しようと思います。ありがとうございました。(H.K.)
- 先週は私たちのために茶道実習をして頂き、ありがとうございました。茶道を体験したのは初めてでしたが、この実習で多くのことを学ぶことができました。お辞儀の仕方や歩き方、お茶の点て方などです。いちばん印象に残ったのはお茶の味です。茶道のお茶はとても苦いというイメージがあったのですが、そんなことは全然なくて、むしろとても美味しくて驚きました。茶道といえばお茶を飲む前にお茶椀を回すのが印象的ですが、なぜ回すのかとずっと疑問に思っていました。この実習でその意味を知ることができ、とてもすっきりしました。ありがとうございました。(Y.K.)