2015年度 海外留学便り No. 3

国際文化学科2年 飯田 千陽

オーストラリアでの生活も三か月が過ぎました。こちらは日本と季節が逆のため、最近は気温が30度を越える日も出てきました。

授業にもすっかり慣れ、最近ではクラスメートと各国の文化の違いや、それぞれの国の迷信や民話について楽しく語り合っています。そこで気付いたのは、アジアの国々の迷信はよく似ていることです。授業はもちろん全部英語で行われるので、全てが勉強になっています。私にとって最大の課題は発音です。日本ではあまり意識して勉強してこなかったので何よりも苦戦していますが、それだけにこの三か月でいちばん進歩した点だと思います。

  • クラスメートたちと
    クラスメートたちと

放課後はほぼ毎日のようにジムやプールに通っています。ジムでは運動しながらボンド大学に通う一般の学生たちと交流できるので、一石二鳥の効果があります。

学校では授業以外にもたくさんのアクティビティがあります。語学学校全体の遠足もあれば、クラス全員で自転車でビーチまで行ったり、ドリームキャッチャーを作ったりすることもあるので、英語を学ぶだけではなく、オーストラリアを満喫できる楽しい学校生活です。先日は、クラスの先生の誕生日だったので、昼休みの終わりに、ケーキをサプライズでプレゼントし、とても喜ばれました。

  • 先生へのサプライズケーキ
    先生へのサプライズケーキ
  • Currumbin にて
    Currumbin にて

休日は友達と遊びに行ったり、ホストファミリーと家族のイベントに参加したりして、一日を家で過ごさないようにしています。ホストファミリーとの家族のイベントは私以外全員がネイティブスピーカーなのでとても勉強になる貴重な機会です。

先日はCurrumbinに友人と行き、コアラを抱くことができました。またカンガルーや巨大なワニなど、オーストラリアに生息する動物たちを身近にみることができてとても素敵な体験になりました。

また、V8SUPERCARSというオーストラリア発祥の普通乗用車のレースにも行きました。これはサーファーズパラダイスの市街地がサーキットになってしまう一大イベントです。車のスピードや迫力がすごく、レースのルールも、車についても知識が全くない私でも楽しむことができました。

11月3日に行われたメルボルンカップは、オーストラリアが止まる日といわれるほど大きな競馬のイベントで、誰もが馬券を買って観戦します。私たちは大学にあるバーで観戦しました。この日、オーストラリアの女性は頭に花をつけ、普段よりおしゃれな格好をします。日本では競馬に参加するのは男性が圧倒的に多いですが、メルボルンカップの来場者の半数は女性です。とても華やかで伝統的なこのイベントに参加することができたのも良い経験でした。

このように、オーストラリアでの生活はとても楽しく、毎日が英語の勉強という充実した留学生活を送っています。後半の三か月が増々充実したものになるよう、大切に過ごしたいです。

学生の声 :新着投稿