トルコでの国際ボランティア活動体験記

国際文化学科1年の三澤歩梨さんは、今年の夏休みにCIEE(Council on International Educational Exchange 国際教育交換協議会)を通じて、トルコでボランティア活動を体験してきました。以下はトルコという未知の国で生まれて初めての海外体験をした三澤さんの報告です。

私はこの夏、トルコで約2週間のボランティア活動に参加してきました。あまり自分から行動することのなかった私は、そんな自分を変えたいという思いで、勇気を出してこのボランティアへ参加することを決めました。

一緒にボランティア活動をしたのは、トルコ人3人、スペイン人2人、ドイツ人2人、エストニア人1人、日本人が私ともう1人の2人、計10人のメンバーでした。トルコの大学生と一緒に大学の寮に宿泊し、食事はほとんど毎日大学のカフェでとりました。

  • 2週間苦楽を共にしたボランティア・チーム
    2週間苦楽を共にしたボランティア・チーム

ボランティア活動は平日の午前中に行い、公共の大きな花壇の肥料を古いものから新しいものに変えたり、雑草を抜いたり、小さな木を植えたりといった作業が主でした。私が滞在したトルコのメルスィンは暑さの厳しい地域だったので、炎天下での作業はつらいこともありましたが、仲間と助け合い、協力し合いながら、着々と作業を進めていくことができました。

  • 炎天下で黙々と作業。日陰がありがたい!
  • 炎天下で黙々と作業。日陰がありがたい!
  • 炎天下で黙々と作業。日陰がありがたい!
    炎天下で黙々と作業。日陰がありがたい!

午前中のボランティア活動が終わると、午後はみんなで遺跡や滝を見に行ったり、山の上でバーベキューをしたり、下町で買い物をしたり、海、プール、ボーリング、ペイントボールやクルーズなど色々な場所へ遊びに行きました。この2週間は本当に毎日が濃く、新鮮で、たった2週間とは思えないほど貴重な体験の連続でした。

  • 遠足に出発!!
    遠足に出発!!
  • おいしすぎ!!
    おいしすぎ!!
  • 楽しすぎ!!
    楽しすぎ!!
  • 疲れすぎ!!
    疲れすぎ!!

そして、私が今回のボランティアで一番学んだのは、「自分からアクションを起こすこと」の重要性です。住む国も文化も違う仲間たちと生活していくなかで、国境を忘れて喜びや興奮といった同じ感情を共有し、つたない英語でも将来の夢や恋愛、家族、友達について語り合えた嬉しさ、英語で言いたいことが言えなかった悔しさも経験しました。それらの貴重な経験はすべて、自分からこのボランティアに参加し、積極的に英語で仲間に話しかけていったからこそ得られたものであり、待っているだけでは絶対に得られなかったものです。私はトルコで学んだ「まずは自分から動き、挑戦していくこと」を日々の学習、留学、就職などすべてこれからの自分に活かしていきたいと思います。

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国際文化学科1年 三澤 歩梨

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