2016年度 海外留学便り No. 4
2016/11/28
国際文化学科2年 野原 優希
8月下旬、ゴールドコーストのボンド大学に通い始めたときは、パーカーを着ても寒い日が続きましたが、最近は日差しが強くなり、帽子、日焼け止めが毎日欠かせません。
私の通っているボンド大学付属語学学校は大学の敷地内にあり、一般の大学生が語学留学生との交流イベントを頻繁に企画してくれるので、気軽に現地の学生と交流が出来ます。現地の大学生が話す英語は、勉強中の私にとっては早くて聞き取れなかったり、難しくて理解できなかったりすることもありますが、分からないということを伝えると、私が分かるようにゆっくり話したり、簡単な単語で言い換えてくれたりと、とても親切な人ばかりです。また留学生はボンド大学のサークルに参加することができるので、私はテニスクラブに行って来ました!ネイティブの人たちの中で、語学学生は私だけだったので心細く感じていましたが、練習後夕食に誘ってもらい、学校の近くのお寿司屋さんにみんなで行きました!
授業では、自分の意見を持っていてもそれを英語で表現することができなくて、悔しい思いをする場面が何度もあります。でもその度に頑張らなきゃいけないと気合が入ります。放課後は、図書館で勉強をすることが多いですが、クラスメイトと集まって、一緒に宿題をしながらおしゃべりや、自分の国の言葉を教えあう日もあります。スペイン語、中国語、韓国語など、それぞれネイティブから教えてもらうことは貴重な経験であり、とても楽しいです!でもアラビア語は本当に難しく、みんなお手上げ状態でした!様々な言語の人々と挨拶をする仲になって、友達になって、冗談を言いあって笑いあえることは、この留学に参加しなければ味わえない貴重な経験だと感じる日々です。
先日は、語学学校の遠足があり、路面電車に乗って、サウスポートのビーチに行って来ました。青空の下でビーチバレーをしたり、お昼ご飯を食べたりして、とても楽しい時を過ごしました。
私のホームステイ先には子供が3人いて毎日とてもにぎやかです。ほぼ毎日野生のカンガルーを見ることができる自然豊かな場所に住んでいます。この間のハロウィンは、子供達と一緒にTrick or treat!と言いながら、近所の家を訪ねて回りました。ライトアップしていたり、飾り付けが派手だったり、家それぞれの個性が出ていましたが、私のホストファミリーの脅かし方は1番怖かったと思います!
私がここに来て続けていることがあります!それは毎週土曜日に開催されている日本語教室にボランティアとして参加していることです。生徒は赤ちゃんから高校生と幅広いです。教える立場ですが、生徒から学ぶことの方が多く、同じ語学を学ぶ学生として彼らの日本語の上達具合を見て嬉しく思うとともに、自分ももっと努力しなくてはいけないと感じます。
オーストラリアに来て2か月が過ぎましたが、私がいちばん驚いたことは、日本が大好き、日本に何度も行ったことがあるという学生にたくさん出会うことです。日本の漫画やドラマや映画など、日本の様々なジャンルで世界中の人と話し合うことができます。私はその度に嬉しく思います!
残りの留学生活、悔いの残らないように明日からも張り切って登校したいと思います!