「フードスペシャリスト資格認定試験」を受験しました
2016/12/21
2016年12月18日(日)に本学科の3年生と4年生が「フードスペシャリスト資格認定試験」(9:30~10:50)ならびに「専門フードスペシャリスト資格認定試験」(11:10~12:30)を受験しました。この試験は、公益社団法人日本フードスペシャリスト協会が、フードスペシャリスト養成機関を設置している大学・短期大学に委託して全国的に実施しているもので、毎年12月の第3日曜日に実施されています。
健康栄養学科は、管理栄養士・栄養士の養成施設ですが、フードスペシャリスト養成施設でもありますので、学内で資格認定試験を受験することができます。当日の試験も、普段から使い慣れた実験実習館4-205教室で行われました。この試験に合格すると、卒業と同時に「フードスペシャリスト」、「専門フードスペシャリスト(食品開発)」あるいは「専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)」の資格を取得することができます。
それぞれの試験の出題科目や試験時間等の詳細は下表のとおりです。
出題科目 | フードスペシャリスト 資格認定試験 |
専門フードスペシャリスト 資格認定試験 ※ |
||
---|---|---|---|---|
「食品開発」 | 「食品流通・サービス」 | |||
共通科目 |
フードスペシャリスト論 | 6問 | 6問 | |
食品の官能評価・鑑別論 | 9問 | 9問 | ||
食品の安全に関する科目 | 8問 | 8問 | ||
栄養と健康に関する科目 | 7問 | 7問 | ||
小計 | 30問 | 30問 | ||
専門選択科目 | 食物学に関する科目 | 9問 | 25問 | - |
調理学に関する科目 | 7問 | 5問 | 10問 | |
食品流通・消費に関する科目 | 7問 | - | 10問 | |
フードコーディネート論 | 7問 | - | 10問 | |
小計 | 30問 | 30問 | 30問 | |
合計 |
60問 | 60問 | 60問 | |
試験時間 開始終了時刻 |
80分間 9:30~10:50 |
80分間 11:10~12:30 |
※専門フードスペシャリスト資格認定試験は、フードスペシャリスト資格認定試験を同日に受験する者、あるいはその試験に既に合格している者が受験できる。
また、本学科のこれまでの合格率は以下のとおりです。
フードスペシャリスト
年度 | 本学科 | 全国合格率(%) | ||
---|---|---|---|---|
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | ||
平成23年度 | 31 | 28 | 90.3 | 83.5 |
平成24年度 | 63 | 57 | 90.5 | 83.2 |
平成25年度 | 52 | 44 | 84.6 | 81.8 |
平成26年度 | 60 | 51 | 85.0 | 81.8 |
平成27年度 | 19 | 18 | 94.7 | 82.0 |
専門フードスペシャリスト(食品開発)[平成26年度から新設された資格区分]
年度 | 本学科 | 全国合格率(%) | ||
---|---|---|---|---|
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | ||
平成26年度 | 10 | 3 | 30.0 | 26.7 |
平成27年度 | 7 | 0 | 0.0 | 18.1 |
専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)[平成26年度から新設された資格区分]
年度 | 本学科 | 全国合格率(%) | ||
---|---|---|---|---|
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | ||
平成26年度 | 11 | 3 | 27.3 | 47.1 |
平成27年度 | 7 | 2 | 28.6 | 29.2 |
フードスペシャリスト資格認定試験は比較的易しく合格率も高いのですが、油断すると不覚をとることもあるようです。3年次前期までで受験に必要な科目の単位が取得できますので、3年次の12月に受験することができます。仮に不合格でも4年次や卒業後に再度挑戦できますが、ぜひ一回で合格してほしいところです。一方、専門フードスペシャリスト資格認定試験は、一昨年度から始まった資格区分ですが、こちらはかなりの難関で、しっかり準備をしておかないと合格が難しいようです。
受験した皆さんの合格を期待しています。