平成28年度 臨地実習報告会
2016/10/31
10月22日(土)に本学講堂や小ホールを使用し、平成28年度の臨地実習報告会が健康栄養学科1~4年生まで一同に会し行われました。昨年度までは、臨地実習の単位に合わせて個々に報告会を行ってきましたが、本年度は合同開催とし参加者も全学年を対象とするなど規模を拡大して行いました。
当日は、午前に3年生が臨地実習Ⅰ(給食の運営を含む給食経営管理論での実習)の報告、午後には4年生が臨地実習Ⅱ(臨床栄養学での実習)と選択科目として本学独自に開講している臨地実習Ⅲ及びⅣの実習成果の報告を行いました。臨地実習ⅢやⅣは、必修の臨地実習の履修を終えた学生で、さらに同分野で実習を積み理解を深めたい学生や、他分野の管理栄養士の業務内容を学びたい学生が選択として4年次に行っている実習です。
講堂での口頭発表は、その広さからも学生にとって大きな緊張感を有すものですが、当日は自分たちが実習を通じて学んだことや後輩へのアドバイスをしっかり報告することができました。また、小ホールやエントランスでは全ての実習先の報告をポスター展示し、後輩たちにそれぞれが報告し質問を受け付けるというスタイルのポスター発表も行われました。このポスター会場での質疑応答は、学年を超えて交流することが少ない本学科学生にとって、先輩の生の声を聞くことができる貴重な体験となりました。臨地実習が大学での学びを深めるとともに、その体験を通して自らの今後の学習における課題を見つける機会となっていることが、改めて再認識された1日となりました。
本学の教育にご理解をいただき、臨地実習先としてご協力いただきました各施設の皆様には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
以下に、学生のコメントの一部を紹介致します。
- ポスター発表の際に質問をしたら、先輩方がとても細かく丁寧に自分たちの体験したことや気をつけるべきことなどを教えてくれた。今後の実習に向けて勉強しておくことがよくわかった。(2年生)
- 臨床栄養学や応用栄養学、給食経営管理論など、今学んでいることが臨地実習で必要となることがよくわかった。今の授業を大切にしたい。(2年生)
- 同じ管理栄養士でも職場により業務内容に違いがあることなどがわかり、理解を深めることができた。(1年生)
- 報告会に参加して本当に良かったと思った。おかげで2年後3年後の自分を見据えることができた。(1年生)