第6回日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)リーダー育成研修が駒沢女子大学で行われました
2016/10/21
2016年9月17日(土)~19日(月)の3日間、第6回日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)リーダー育成研修が本学を会場に開催され、全国から180名のJDA-DATリーダーが集まりました。JDA-DATは、(公社)日本栄養士会が東日本大震災をきっかけに、大規模自然災害発生時、迅速に被災地での栄養・食生活支援活動を行うために設立した災害支援チームです。
参加者は、東京に大規模災害が発生したことを想定したロールプレイによって、災害対策本部の設置、本学敷地内各所での避難所開設、避難者のアセスメント、D-MAT等の多職種他部門の支援チームとの連携、ライフライン途絶時の災害食づくりや支援物資の管理・支給など、様々な場面を体験しました。この研修を通じて、多種多様な状況に迅速かつ適切に対応できる専門的な知識と技術を修得しました。
なお、災害時における管理栄養士・栄養士の介入及び栄養アセスメントについては、(公社)日本栄養士会の理事を務める本学科の田中弥生教授と西村一弘教授も講義を行い、また、本学科の学生15名も研修ボランティアとして参加しました。参加学生にとっては、管理栄養士が行う社会貢献活動を疑似体験することにより、その役割の重要性ややりがいを実感するための大変良い機会になりました。
駒沢女子大学を会場としたロールプレイ
日程 | 内容 | |
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1日目 | 9/17 | 大規模災害発生 JDA-DAT災害対策本部設置、学内に避難所22か所を開設 |
2日目 | 9/18 | 避難所内の巡回、アセスメント 避難者の中で高齢者や傷病者、妊婦等の要配慮者の把握 パッククッキングによる災害食づくり、評価 |
3日目 | 9/19 | ライフライン途絶時における支援物資の管理、避難者への提供 |