4年生が管理栄養士国家試験の全国統一模擬試験を受験しました

2018年6月2日(土)に、今年度第1回の管理栄養士国家試験全国統一模擬試験が、4年生を対象として本校で行われました。来年の3 月に実施される国家試験に向けての、初めての外部模試です。

試験前には、模擬試験への取り組み方、模擬試験を活かしての勉強方法などの説明を受けました。その後、実際の国家試験と同じように、諸注意があり、次いでマークシートに受験番号等の記入を行った後、10:00から午前の部の解答を開始しました。12:30に午前の部を終了し、休憩をはさんで13:45~16:20に午後の部を受験しました。実際の国家試験と全く同じ200問、5時間5分に及ぶ長時間の試験です。問題の内訳は、以下のとおりです。

  • 全国統一模擬試験の様子(16-208教室)
    全国統一模擬試験の様子(16-208教室)
午前 午後
社会・環境と健康 17問 栄養教育論 15問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 27問 臨床栄養学 28問
食べ物と健康 25問 公衆栄養学 18問
基礎栄養学 14問 給食経営管理論 20問
応用栄養学 16問 応用力問題 20問

これまでは、50~100問程度の学内模試を何度か受けましたが、実際の国家試験と同じ200問の試験問題を、実際の国家試験の試験時間で解答したのは、今回が初めてです。4年生の皆さんは、これまでに学内で行ってきた国家試験対策の成果を発揮することができたでしょうか。

試験終了後は、すぐに解答・解説冊子が配付されました。試験前に説明した通り、この解説冊子を利用して出来るだけ早く間違った問題や自信がなかった箇所を、見直して理解しておくと効率よく勉強ができると思います。

分野ごとの正答率や総合順位、学内順位、偏差値などがわかる成績表は、1週間ほど後に送られてきます。次の9月に予定している第2回の模擬試験は、外部の試験会場で行われる予定です。今回の結果をもとに、苦手科目を克服するか、あるいは全範囲を広くカバーしていくかなど、今後の学習計画を立て、次回の試験に臨みましょう。

管理栄養士免許は一度取得すれば一生持ち続けることができ、また就職や転職には非常に有利な資格です。ぜひ「全員で受験、全員で合格」を目指しましょう。

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