第3回オープンキャンパス報告

2021年度第3回目のオープンキャンパスが6月26日(土)に開催されました。まず観光文化学類の学生スタッフが、自己紹介を兼ねてゼミでの研究活動を紹介し、その後参加教員も自己紹介をしました。続いて観光文化学類の方向性と、どのような学びができるのかについて渡邉先生から説明がありました。会場には、観光文化学類ならではの学外実習プログラムの写真も展示されました。

体験授業は、張景泰先生による「ホテル業界から学ぶホスピタリティの実践」でした。「人間味あふれるサービス」で世界的に有名なリッツカールトンホテルを取り上げ、その歴史、特徴、ホテルスタッフの仕事内容などを中心に「ホスピタリティの実践」をひも解いていきました。

授業前半では、まず「ホスピタリティの意味」と「現代においてホスピタリティが注目される理由(背景)」を考え、次に「ホスピタリティ」と「サービス」について、ラテン語の語源までさかのぼり、それぞれが持つ人間関係とその性質の相違点が分かりやすく解説されました。サービスが「主従関係」を意味し、対価が発生するのに対し、ホスピタリティは「対等関係」を意味し、対価を求めないことが大きな違いなのです。


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授業の後半では、ドアマン、ベルスタッフ、バーテンダーなど、ホテルスタッフの仕事が紹介され、実際にどのような「ホスピタリティの実践」が行われているのか、動画を交え、紹介・解説が行われました。

参加された方々からは、「貴学には他の大学にはない実践学習が多く、入学したいという気持ちが強くなりました。観光についてもっと勉強したいです」「オープンキャンパスのスタッフの学生さんに学校のことを聞くことができ、よかったです」「体験授業が知らなかったことばかりだったので、観光にもっと興味が湧きました」などの感想が聞かれました。

次回7月10日(土)のオープンキャンパスの体験授業は、杉野知恵先生による「観光を教材に英語を学ぶ(観光の英語)」を予定しています。ご参加をお待ちしています。

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