第1回オープンキャンパス報告

今年度第1回目のオープンキャンパスが6月1日に開催され、大勢の参加者をお迎えしました。まず、観光文化学類が何をめざし、どのような学びができるのか、さらに4月に行われた宿泊・バスツアー研修について、加藤学類長から説明がありました。

体験授業「国際航空手配実務を学ぼう」は、旅行会社に21年間勤務し、世界70ヶ国以上を旅してきた鮫島卓先生の講義です。本題に入る前に、世界各地を巡ってきた先生の体験から、「旅は遊びながら学べる学校」であるということが、多くの実例を挙げて解説されました。

旅行会社に入ると、まず覚えなければならないことに、世界各国の航空会社、都市、空港のコードがあります。航空会社はNH(全日空)、JL(日本航空)、LH(ルフトハンザ)のようにアルファベット2文字、都市コード・空港コードはTYO(東京)、NRT(成田)、HND(羽田)のように3文字で統一されています。

このように使われるアルファベットですが、旅行業界ではヘボン式に統一されており、太田はOTA、裕二はYUJIと表記します。飛行機の予約をするときの氏名はパスポート通りの表記になっていなければなりません。アルファベトを正確に聞き取るために、AはAble、BはBaker、CはCharlieのように、AからZまで専門用語が決められています。この読み方も旅行会社に入社すると、すぐに覚えなければなりません。リストを見ながら、参加者全員自分の名前を読んでみました。旅行業界の専門用語を垣間見ることができ、楽しい体験授業となりました。

その後の個別相談では、熱心な質問が続きました。参加した方々からは、「初めて観光の模擬授業を受けました。知らないことばかりで、聞いていてとても楽しかったし、もっと知りたいと思いました」「専門用語のアルファベットの読み方など教えてもらう機会がなかったので、すごく面白かったし、将来空港で働きたいので、勉強になりました」「すごく面白かったです。飛行機が好きなので、楽しめました。もう少し聞きたかったです」「旅行が好きなので、楽しく聞くことができました。娘もこういう授業なら楽しみながら学べるのではないかと思いました(ご家族)」といった感想が聞かれました。

ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。今後のオープンキャンパスでも様々な体験授業を用意しています。ご参加をお待ちしています。

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