高校生の皆さんへ 観光文化学類長より

皆さん、初めまして。本年度から観光文化学類長に就任した張景泰(ジャン キョンテ)です。名前通り外国人で、1998年に来日して今年で日本生活24年目になります。出身は韓国のソウルで、専門は観光地理学(観光学博士)です。「観光学」、「ホスピタリティ概論」、「観光の韓国語」などの講義科目と、「国内・海外旅行研修」、「海外インターンシップ」などの実習科目を担当しています。

  • 観光文化学類長 張景泰(ジャン キョンテ)
    観光文化学類長
    張景泰(ジャン キョンテ)

さて、現在世界では新型コロナウイルス、ウクライナ問題などに見舞われ、経済・社会の不透明感が大きく増しています。このような混乱を克服するためには、世界の多様性や個性を理解することが重要です。なぜならば、現在の日本で起きているさまざまな出来事は、直接・間接的に世界の情勢と密接に関連していて、文化や歴史が異なる国や地域の人々を理解し尊重しあう姿勢が不可欠だからです。現状を的確に把握した上で分析し、解決策を模索することが求められています。こうした中で、駒沢女子大学の観光文化学類では、「多様性(ダイバーシティ)」を理解するための幅広い教養教育と「女性の活躍」を後押しする実務教育を学生一人ひとりの夢や個性に合わせて提供し、学びを中心に大学生活全般にわたり積極的にサポートしていきます。

皆さんの夢は何ですか。人生の中で一番華やかな結婚式を演出するウェディング・プランナー、日本の魅力・観光資源を伝える添乗員、大空を羽ばたくキャビンアテンダント、思い出深い日をつくるホテルスタッフでしょうか。これらの仕事に共通して必要なのは「人と人をつなぐ架け橋」になる人材です。そのような社会で求められる人材を育成することが観光文化学類の目標で、みなさんが夢を実現できるように多彩な専門性や豊富な実務経験を持つ教員が一丸となって応援し指導していきます。多様な夢を持って努力する仲間たちと一緒に励まし合い、さまざまな体験をすることで自分を磨き、自分の夢を実現してみませんか。

張 景泰

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