第2回オープンキャンパス報告

観光文化学類を紹介する2回目のオープンキャンパスが6月10日に開催されました。国際文化学科観光文化コースで長年にわたって蓄積された指導や活動をベースに、さらに広くさらに深い「学び」を目指して、観光文化学類が来年4月にスタートします。

学生スタッフは、今年で3年目のベテラン4年生の矢崎理沙さんと、今年が初参加の2年生千葉紗希さんです。二人の自己紹介に続き、加藤学類長から観光文化学類が何を目指しているのか、何を学ぶことができるのか、卒業後にはどんな進路があるのかなどが説明されました。

体験授業は鮫島卓先生の「外国人観光客の今、そしてこれから」でした。鮫島先生は、今年の3月まで旅行代理店HISに長年勤務していた経験豊富な観光学の専門家です。外国人観光客は「ゴールデンルート」と呼ばれる人気の場所に集中しがちで、地方再生のためにも分散化が必要であることがクイズも交えて解説されました。今後増々増加が見込まれる外国人観光客により、日本は同質社会から多文化共生社会へと変貌し、観光が日本の国際関係を築くソフトパワーになることが分かる授業でした。

その後の個別相談には、参加者全員に加え、前回参加した方も見えて、熱心な質問が続きました。体験授業の参加者からは、「短い時間に専門的なことまでたくさん聞けて、面白かったです」といった感想が聞かれました。

ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。引き続きのご参加をお待ちしています。

オープンキャンパス・授業紹介 :新着投稿