講義「現代社会総合講座」に外部講師の方をお招きしました

後期の現代社会総合講座Ⅱにおいても前期に続き、10月24日、10月31日の2週にわたって外部講師の先生を招き講義をしていただきました。
「現代社会総合講座」は人間関係学科(専攻)の特色ある授業の1つです。授業内容については、詳しくは前期の記事をご覧ください。後期は授業時間90分を前半と後半に分け、前半は映画に関する外部講師の方の講義、後半は講義を踏まえた質疑応答の時間とし、沢山の議論ができるようにしました。

今年度後期は「ドリーム(原題:Hidden Figures)」という映画(人種差別にさらされながらもアメリカの宇宙開発に携わり大きな功績を残した実在する3名の女性を描いたストーリー)を取り上げました。
今回の講師は、坂巻昌美先生(サントリーコミュニケーションズ株式会社勤務)、鷺谷万里先生(元日本IBM株式会社役員)にお願いいたしました。

坂巻先生からは、社会に出ると差別や障壁を感じる瞬間があるが、その際に「明るく前向きであること」、「自分自身が変化できること」が重要である等のお話をいただきました。鷺谷先生からは、差別が撤廃されるまで長い年月がかかること、日本はジェンダーギャップの大きい国であり性差別のある国であること、一方でバービー人形に多様性が生まれ始めたことなどを紹介されながら現代社会の実態やご自身の体験などについてご紹介いただきました。

  • 坂巻先生による講義の様子
    坂巻先生による講義の様子
  • 鷺谷先生による講義の様子
    鷺谷先生による講義の様子

授業に出席した学生からは以下のような感想や意見が寄せられました。

授業は大変盛り上がり、学生から質問が次々と挙がりました。中には、授業後に自ら講師の先生へ質問に行く学生も出るほどでした。講師の先生方には貴重なお時間を割いてご講義くださったことに、改めまして心より感謝申し上げます。

実は講師の先生方から「差別を感じたことがあるか」という質問が授業冒頭であったのですが、これに対して手を挙げた学生はほんの数名のみで、「差別を実感したことがない」学生が当初ほとんどでした。上記の感想のように、授業を受けていく中で気づきを得た学生もおりましたが、男女問わず、長い人生を歩むと様々な場面で差別に値する経験をするものです。受講した学生たちには、2名の外部講師の先生が授けてくださった知識や知恵を携え、困難に直面してもしなやかにその問題と向き合い、人生を生きていってほしいと願います。

(倉住友恵、小林憲夫)

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