第1回応用心理学ゼミ 卒業研究・3年グループ研究発表会を行いました

1月25日(金)に応用心理学ゼミに所属する3年生10名と4年生11名が一堂に会し、研究発表会を行いました。※

3年生は後期の期間中にグループで行った研究であり、4年生にとっては1年をかけて個人で取り組んだ卒業研究の発表でした。
どちらの学年でも興味のある研究テーマを設定し、仮説を検証するための調査や実験を行いました。今回の発表会では、データ分析を通して導き出した結論をパワーポイントにまとめ、6分という限られた時間の中で各自発表しました。
3年生は質問紙(アンケート)調査のみでしたが、4年生では面接調査や実験を行った学生も1名ずついました。研究テーマも多様であり、恋愛や結婚式に対する意識について研究した学生もいれば、色が人の印象に与える影響や自尊感情が高まる経験、ペット飼育の効果について研究し成果を発表した学生もいました。

  • 発表者も聴衆も真剣です
    発表者も聴衆も真剣です
  • 分かりやすいよう図や色を効果的に使用した発表も
    分かりやすいよう図や色を効果的に使用した発表も
  • 司会進行も学生(3年生の準備委員)が交代で行いました
    司会進行も学生(3年生の準備委員)が交代で行いました
  • 3名の4年生が優秀賞として表彰されました
    3名の4年生が優秀賞として表彰されました

4年生においては、研究成果が豊富であったために発表内容が時間内には収まらないと悩んだと話す学生もおり、その発表は思い入れと熱意が大変伝わるものでした。
発表後には質疑応答の時間を設けましたが、最初は緊張からか互いの研究に質問し合うことがなかなかできませんでした。しかし1時間も経たないうちに、発表後には間を置かずに誰かが質問をするようになり、発表者もそれに丁寧に答えるという姿が見られるようになりました。
全体を通して、発表時には必死に自分たちの研究の良さを伝えようとする姿勢が、質疑応答時には他者の研究から学び、それを論理的に考える力をうかがうことができました。

本年度は定期試験前であったということもありますが、宣伝に力を入れなかったこともあり、ゼミ生以外からは2名のみの参観となりました。次年度以降は参観者が増えるよう、準備委員とともに宣伝に力を入れてさらに議論を盛り上げていきたいと考えています。

  1. ※ 本内容は、人間文化学類 人間関係専攻の前身である人文学部 人間関係学科のカリキュラムについて紹介しています。人間文化学類 人間関係専攻での学びの参考にしてください。

トピックス :新着投稿