クリスマスツリーやクリスマスリースはいつ片付ける?

日本においてクリスマスの飾りつけは、だいたいハロウィン(10月31日)過ぎから見ることができますよね。キリスト教圏においても早い地域は11月頭から、遅いところでも11月中には飾り付けが始まります。

クリスマスのお祝いの期間というのは、日本だと12月24日のクリスマス・イブと12月25日のクリスマスというイメージが強いかもしれません。キリスト教圏では、クリスマスは11月30日に一番近い日曜日からアドベント(待降節)が始まり、12月25日のクリスマス(降誕祭)、そしてエピファニー(主の公現、顕現節、公現日)の前日までとなります。

従って、クリスマスツリーやクリスマスリースを飾るのは1月5日までです。

日本は12月26日にはクリスマスツリーがあっという間に松飾りに変わるので、それはそれで、年末年始が楽しみですが、少し寂しい気持ちにもなりますよね。

ご家族を説得して「せめて1月5日まで飾ろう」と言ってみるのも良いかもしれませんね。

松山 響子

参照:八木谷涼子『なんでもわかるキリスト教大辞典』朝日新聞出版、2012年

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