英コミ新発見「English Workshop」 ― to be an autonomous learner ―
2022/07/15
英語コミュニケーション専攻(以下英コミ)独自の英語プログラムを紹介します。科目名は「English Workshop」です。
Small Group Conversation の様子
先輩たちのLearning Diary
研究室のGraded Readers
担当教員からアドバイスを受けます。
「English Workshop」はどのような授業ですか?
アクティブに自分のペースで学んでいく授業です。10年ほど前に駒女で開発されたユニークな科目です。「English WorkshopⅠ・Ⅱ」は英コミ2年生の必修科目です。Ⅲ・Ⅳは選択科目です。
どのような教科書を使っているのですか?
教科書はありません。たくさんの英語学習活動の中から、一人ひとりが自分に合った勉強を毎日行います。
担当の先生は?
3つのチームに分かれ、それぞれに英語母語話者と日本語母語話者の先生がペアを組み、教えています。
授業内でどのような活動をするのですか?
授業の前までに、各自で「読む、書く」に取り組みます。授業内では「単語、英語の聞き取り、小グループでの会話、各自の振り返りを書く等」をします。
90分の授業中だけ英語で考えたり、英語を使ったりするのではなく、毎日の英語学習で積み重ねてきたものを授業で、先生からチェックを受けます。このチェックは、次週へのアドバイスにもなり、とても役立ちます。
英語の本を読むのですか?
読む活動を Extensive Reading (多読)と名付けています。英コミの先生の研究室にはいろいろなレベルの Graded Readers があります。学生は自由に借りて読みます。原書を読む学生もいます。ポイントは「楽しく読む」ことです。
英語母語話者の先生とはどのような活動をするのですか。
毎時間、 Small Group Conversation という会話活動をします。各チームの中でグループに分かれ、2~3人の学生と英語母語話者の先生で、その日のトピックについて話し合います。学生はとても楽しみにしています。
「書く」では、どのような活動をするのですか。
Learning Diary (学習記録帳)という、ノートを用意します。英語に関わる学習記録 + 授業内でも授業外でも、自分で気づいた英語の取り組み + 英文日記 + Small Group Conversation の準備 + 授業内単語聞き取り等々、どんなことでも、書き込みます。この世に一つの、英語学習帳をつくります。
話したり、読んだり、書いたり……全部すると思うと、不安です。大丈夫ですか?
心配ありません。そのために先生がいます。
英コミの「English Workshop」で英語力に磨きを掛けましょう。そして、自分で勉強を身につけていく、自律した学習者 an autonomous learner になりましょう。
履修している学生の声
- 毎日英語に触れて、まずは英語が身近になりました。また、ネイティブの先生との会話でも、自分の力が伸びていくのが実感されます。
- 多読をやってきて、リスニングが楽になったような気がします。辞書を使わなくても内容がわかり、うれしいです。
- 無理なく、自分のペースで勉強できます。Learning Diaryのノートを開けるのが、楽しみになっています。
- Extensive Readingで読んだ単語の累計数を書くのですが、どんどん増えるのを見ると、もっともっと読もう! という気になります。
7月23日(土)15:30から「声だけで伝えるということ」をテーマに英コミの体験授業を開催します。