コマジョでの学び はじめました -基礎ゼミ 授業紹介-

コマジョでは1年生が、毎週「基礎ゼミ」の授業で学んでいます。
この記事では観光文化にて実施している、授業の様子をレポートいたします。

  • 基礎ゼミ「学内ツアー」
    基礎ゼミ「学内ツアー」

本学の「基礎ゼミ」は1年生の必修科目で、初年次教育の柱に位置づけられている科目です。ゼミとは教員と少人数の学生による、双方向の授業です。観光文化学類は今年度、1クラス15名程度で学んでいます。
入学当初の学生たちは、初対面同士で緊張している様子でした。入学から3カ月が過ぎた今では大学生活にも慣れ、クラスは和やかな雰囲気です。キャンパス内を歩いて回る基礎ゼミ恒例の「学内ツアー」などが、お互いを知る機会となったようです。

毎週の授業では、大学で学ぶ際の基礎となるスキルを学びます。例を挙げると、6月は「レポートの書き方」を学びました。筆者の担当するクラスでは「国内の観光資源」をテーマに、全員が2,000字のレポート課題に取り組みました。授業ではテーマを絞る方法から、参考文献の探し方と引用の方法、さらにはレポートとしての体裁の整え方などを学びます。

こうしたスキルは、いずれも高校までにはあまり馴染みのないものであるため当初はほとんどの学生が戸惑っている様子でした。しかし教員の指導を受けつつも、学生がお互いに教え教わりながら、最終的には無事にレポートを書き上げました。こうした取り組みは、少人数ゼミの強みを生かした一例といえるでしょう

今回の取り組みで興味深かったことは、学生が選定したテーマの多様性です。例を挙げると、「富士浅間大社」「山梨の方言と祭り」「デザインマンホール」などの観光資源に関するテーマでした。こうしたテーマの多様性は、出身地の多様性とともに地元への想いや愛着を反映しているようで、一人ひとりの学生が各自のテーマに楽しく取り組んでいたことは大きな収穫でした。

  • 基礎ゼミ「レポート発表」の様子
    基礎ゼミ「レポート発表」の様子
  • 基礎ゼミ「レポート発表」の様子
    基礎ゼミ「レポート発表」の様子

提出後は全員が授業で、レポートの内容を発表しました。それぞれがレポートで調べた内容や新たに知ったことなどを報告し、他の学生は感想を述べた後に質問するという形式です。このような取り組みを通じて、学生たちは発表する力も伸ばしています。

学生の声

駒沢女子大学観光文化学部観光文化学科では、将来の進路選択を見据えた実践的な学びに取り組んでいます。

観光文化学類 教員 本間 准

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