付属こまざわ幼稚園で造形展が開催されました
2015/12/08
11月14日(土)に、付属こまざわ幼稚園で造形展が開催されました。子どもたちの日々の生活の中で生み出された作品が、教室やホール、階段や廊下まで、園全体を使ってダイナミックに展示され、年少、年中、年長と成長していく様子が肌で感じられる素敵な展覧会でした。
年少クラスでは、指先を使うはさみ・のり・セロテープなど道具を用いて、楽しみながら制作した作品や、体全体を使ったボディーペインティングを思いきり楽しんでいる笑顔の写真が会場に展示されていました。
年中クラスでは、クレパスで描いたおいも堀りの絵が展示されており、子どもたちが元気いっぱいにおいもを掘っている様子がじわじわと伝わってきました。また、自分の髪の毛を新聞紙で表現した作品は、子ども一人ひとりがこだわりをもって細かく切ったり編んだりしていて、自分の「こうしたい!」という思いがのびのびと表現されていました。
そして、年長クラスでは、ホール全体にこれまでに作ってきた絵や立体作品が展示されていました。どの作品も迫力があり、作品から感じるエネルギーに圧倒されました。絵本をテーマにした共同制作では、みんなで力を合わせて物語の世界を表現しており、活動を通して、子どもたちが、協力することの大切さを学んでいることが感じられました。
造形展全体を通して、保育者の活動のねらいや、展示するときの細やかな配慮など、様々な工夫を見ることができました。登園した子どもたちも、飾られている自分の作品を嬉しそうに保護者に紹介していました。「つくって、あそんで、かざって」の活動の中に、いろいろな子どもの思いや、保育者の思いがたくさんつまっており、日々の保育に見られるそれらの思いをのぞくことができるとても貴重な機会でした。