オープンキャンパスで看護を体験しよう

看護学部看護学科のオープンキャンパスを8月5日(土)に開催いたしました。
今年度は、来場者を2グループに分け、2つの実習室で午前中・午後各2回、体験授業を実施しました。猛暑にも関わらず、多くの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

実習室1:基礎看護学「身体の中をのぞいてみよう~呼吸の状態を音で知ろう~」

実際に見ることはできない「身体の中」。今回は、「呼吸」をテーマに「肺」の様子をどのように観察していくのか、実際に聴診器を使って観察しました。
身体の中でも「微細」な音である呼吸の音をモデル人形を使って、聴いてみました。実際にモデル人形に触れ、聴診器を使って呼吸の音を聴くという体験の中で、看護の世界への興味も高まったようで、ご来場者の皆さまも笑顔がみられました。また、時間に余裕のあった方は互いに自分の呼吸音を聴取することもできました。

また、身体の中を知る1つの方法であるレントゲン写真は、クリニックや病院で自身の肺のレントゲンを見ることはあっても、なかなかじっくりと見る機会はありません。今回は、レントゲン写真の一例や肺の模型などの展示品にも興味を持たれた方が多くみられました。

実習室3:老年看護学「高齢者のアクティビティ・ケア」(AM)

高齢者が楽しみながら体を動かして、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高められる「アクティビティ・ケア」、今回はその一つとして嚥下体操をご来場者の皆さまに紹介しました。

また、リアリティーオリエンテーションの例として、本学の特徴もふまえ、「お盆」について、話がありました。

実習室3:精神看護学「アサーション」(PM)

医療現場でありがちな場面を取り上げた教員によるロールプレイの授業を体験しました。お互いの気持ち、価値観を尊重しつつ、自分の意見を的確に言葉にするコミュニケーションスキルである「アサーション」について学びました。実際の場面を想像しながら、コミュニケーションについて学べる内容に、興味を持って授業を聞いている様子が見られました。

文責:樋口 美樹

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