008: 環境工学で「ソーラータウン府中」を見学してきました

「環境工学」の授業では、気候・温熱・空気・音などの環境要素を建築物へ取り込むための技術的な手法を学びます。実際の建築物実例を取り上げながら進めていきますが、百聞は一見にしかず。そこで、環境配慮に取り組んだ住宅の実例を見学してきました。
「ソーラータウン府中」は、東京都のまちづくり・長寿命環境配慮住宅モデル事業として建てられた全16棟の分譲住宅です。「園路がつむぐ庭物語」が全体計画のテーマになっており、公園の中に建つような境界線を意識しない自由な暮らしができるようにと、各住戸が少しずつずれて配置されています。
今回は、事業者である相羽建設株式会社の迎川氏に詳しくご案内していただきました。
まずは、モデルハウスのリビング空間で、この事業の概要や建物について詳しくご説明していただきました。そして、モデルハウスの自然素材を活かしたインテリアや、環境配慮への工夫や設備などを解説していただき、気になることはその都度質問しながら見学をしました。6月末の比較的暑い日の見学でしたが、室内はとても心地よい環境でした。続いて屋外に出て、16棟の街並みについて解説していただきながら、敷地全体を見学しました。
実際の建物や街並みを体感し、自分たちの肌で感じることができる貴重な見学会でした。
最後に、お忙しい中、とても丁寧なご案内をしてくださいました相羽建設様に御礼を申し上げます。

  • モデルハウスでは緑のカーテンが成長
    モデルハウスでは緑のカーテンが成長
  • 間仕切りのない風通しのよい空間になっています
    間仕切りのない風通しのよい空間になっています
  • 浴室にはサワラ材が使われています
    浴室にはサワラ材が
    使われています
  • 相羽建設の迎川氏にご説明していただきました
    相羽建設の迎川氏にご説明していただきました
     

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